雨のあとに残った水たまりと、泥の匂い。
南部地区から表町、そして印旛沼周辺へ。

今日は水が引いて入れるようになった被災した地域を回りました。

南部地区で農家さんと一緒に「おおまさり」の収穫をお手伝いしました。






土の中から一つひとつ掘り出しながら、今回の大雨のこと、農地のこと、これからのことを聞かせていただきました。

大変な状況にあるはずなのに、皆さんから出てくる言葉は、不思議なくらい前向きでした。

「まあ、やるしかないよね」
そんな言葉と笑顔に、こちらが励まされてしまいます

表町では、ボランティアの皆さんが活動できる拠点として場所を提供してくださるというお話もいただきました。

実際に被害に遭われた方の声を聞きながら、できることを一つずつお手伝いしました。

家の中に入った水。泥の片付け。失ったもの。
言葉にすれば短いですが、その一つひとつには、そこで暮らしてきた人にしか分からない重さがあります。

「食い処 あだち」さんも大きな被害を受けました。

それでも、明日から営業を再開されるそうです。

店を開けるということは、ただ商売を再開するということだけではないのだと思います。

いつもの場所に灯りがつく。
いつもの人がいて、いつもの声が聞こえる。

それだけで、「このまちは大丈夫だ」と思える人がいる。

ぜひ、足を運んでいただけたらと思います。



今日、地域を回っていて強く感じたことがあります。

被害の大きさはそれぞれ違っても、皆さん
「一緒に頑張ろう」という明るさでした。

誰かが泥をかき出せば、誰かが道具を持ってくる。

誰かが疲れれば、誰かがお茶を差し出す。
困っている人がいれば、「大丈夫?」と声をかける。

災害は、人の暮らしを一瞬で変えてしまいます。

けれど、人と人とのつながりまでは流してしまうことはできません。

むしろ、こんな時だからこそ見えてくるものがあります。

もし今、一人で抱え込んでいる方がいたら、どうか声を上げてください。

「困っています」の一言でいいんです。

一人で背負えば重すぎることも、みんなで持てば少しだけ軽くなる。

周りの人の明るさに救われることがあります。
何気ない一言に、もう一度立ち上がる力をもらうことがあります。

しんどい思いも、不安も、悔しさも、みんなで少しずつ分け合っていけばいい。

雨はいつか止みます。
水も、いつか引いていきます。

そしてそのあとに、またいつもの暮らしを取り戻していく。

焦らず、一歩ずつ。
支え合いながら、みんなで乗り越えていきましょう。