「好き」が街を動かす。原宿で見つけた、佐倉にも使えるヒント
好きなことを、とことん突き詰める。
最初は数人の趣味だったものが、仲間を呼び、企業を巻き込み、やがて街を越えて海外へ向かっていく。
今日は、そんな「好き」が産業に変わっていく瞬間を見てきました。
千葉カブミーティングでも大変お世話になっている輸入商社の専務にお誘いいただき、原宿で開催されているKAWAII FITMENTさんのポップアップストアへ。




お店の前には、白い車体いっぱいに文字やイラストが描かれたポルシェ。
もう「クルマ」というより、一台の動くキャンバスです。
KAWAII FITMENTさんは、香取市を中心に千葉県北東部からカーカルチャーを発信している皆さん。
原宿まで来たのに、お店に入ると千葉県の経営者の方がたくさんいらっしゃる(笑)。
でも、これがとても面白い。
千葉の地域から始まったものが、原宿に人を集め、そして世界へ出ていこうとしている。
日本の「KAWAII」カルチャーに、クルマ、ファッション、アート、音楽、ストリート文化を掛け合わせる。
カーアパレルだけでもない。
キャラクターブランドだけでもない。
「クルマが好き」 「服が好き」 「絵が好き」 「音楽が好き」
それぞれの「好き」を一つの世界観にしてしまう。
2026年にはLAで開催されるイベントにも展開していくそうです。
行政にいると、「地域を活性化するには何をつくればいいか」という発想になりがちです。
しかし今日ここに来て、むしろ逆なのではないかと思いました。
面白いものは、行政がつくらなくても、すでに地域の中から生まれている。
政治や行政が考えるべきなのは、それをどう見つけ、どう邪魔をせず、どう伸びる環境をつくるかです。
ここは、過去の「クールジャパン」の反省からも考えなければならない部分だと思います。
官が旗を振り、大きなお金を投入すれば文化やブランドが育つわけではありません。
実際、クールジャパン機構については会計検査院からも累積損失の解消や収益確保に向けた一層の経営改善が求められており、官民ファンドの成果について厳しい検証が続いています。
だったら、同じことを地方自治体が繰り返してはいけない。
行政が「次はこれが流行る」と決めるのではなく、すでに民間で熱を持っているものを見つける。
人と人をつなぐ。
場所を使いやすくする。
小さく挑戦できる環境を整える。
そして伸び始めたら、その背中を押す。
私は、こちらの方がずっと健全な地方創生だと思います。
実際、現在の国の政策でも、地域経済とクリエイティブ産業を結びつけ、異なる分野や地域資源を掛け合わせる方向が議論されています。
経済産業省でも、デザイン、ファッション、アートなどを単独で考えるのではなく、産業間の連携によって地域経済や海外需要につなげる方向性が示されています。
今日、店内でもう一つ気になったものがあります。
その場でオリジナルのスマートフォンケースをつくれる機械。

好きなデザインを選び、目の前で自分だけのケースが出来上がる。
これ、プロスポーツ、自治体や地域イベントでもかなり可能性があると思います。
たとえば、
その場所で撮った写真や、その日限定のデザインを、その場で一つの商品にして持ち帰る。
ただ土産物を「買う」のではなく、自分でつくった体験そのものを持ち帰ってもらう。
これは今の観光政策とも相性がいい。
2026年度からの新しい観光立国推進基本計画でも、単純に来訪者数だけを追うのではなく、地方への誘客、観光DX、地域経済への波及などが重視されています。
また観光庁も、地域で高付加価値な「体験型観光コンテンツ」を継続的に生み出す取り組みを進めています。
だから佐倉でも、
「イベントを開催しました。何人来ました」で終わらせない。
来た人が地域を歩く。 飲食する。 買い物する。 体験する。 そしてもう一度来たくなる。
そこまでを一つにつなげる必要があります。
大きなハコモノをつくらなくてもできることは、まだまだある。
空き店舗で期間限定ショップをやってみる。
地元企業と若いクリエイターを組み合わせる。
祭りやスポーツイベントと商店をつなぐ。
農業、クルマ、オートバイ、アニメ、歴史、音楽、アート。
一見関係なさそうなもの同士を掛け合わせてみる。
地方には「何もない」のではなく、まだ「つながっていない」ものがたくさんある。
原宿の店の中で、そんなことを考えていました。
そして原宿から佐倉へ。
本日は畔田ひまわり祭りへ。
青空の下、一面に広がる黄色いひまわり。
皆さん暑い中、たくさんの方達が写真を撮っていました


明日も開催しておりますのでぜひ遊びに来て下さい。ひまわりのお持ち帰りもできますよ
夕方からはユーカリが丘の納涼まつり。
こちらもたくさんの人で賑わっていました。


新しい集客ポイントもあったそうでこれから楽しみですね
原宿のストリートカルチャーと、佐倉のひまわり畑。
まったく違うように見えます。
でも、人が集まる理由は案外同じなのかもしれません。
「これが好き」
「ここが好き」
「誰かにも見せたい」
その気持ちが、人を動かす。
行政が地域の魅力をゼロからつくる必要はありません。
すでにある「好き」を見つけ、それが仕事になり、商売になり、次の世代まで続いていく環境をつくる。
「行政がつくる地方創生」から、
「地域から生まれた面白いものを行政が支える地方創生」へ。
これからの佐倉にも必要な考え方だと思います。
香取市にあるKAWAII FITMENTさんの本社にも、改めて遊びに行かせていただきます☺
そして今日はまだ終わりません。
夜もイベントへ。
いろいろな場所へ足を運び、人に会うと、政策のヒントは会議室より現場に落ちています。
今日も佐倉で使えそうなものを、もう少し拾ってから帰ります
#佐倉市 #地域活性化 #地方創生 #官民連携 #KAWAIIFITMENT #カーカルチャー #地域観光 #観光DX #畔田ひまわり祭り #ユーカリが丘 #千葉カブミーティング
好きなことを、とことん突き詰める。
最初は数人の趣味だったものが、仲間を呼び、企業を巻き込み、やがて街を越えて海外へ向かっていく。
今日は、そんな「好き」が産業に変わっていく瞬間を見てきました。
千葉カブミーティングでも大変お世話になっている輸入商社の専務にお誘いいただき、原宿で開催されているKAWAII FITMENTさんのポップアップストアへ。




もう「クルマ」というより、一台の動くキャンバスです。
KAWAII FITMENTさんは、香取市を中心に千葉県北東部からカーカルチャーを発信している皆さん。
原宿まで来たのに、お店に入ると千葉県の経営者の方がたくさんいらっしゃる(笑)。
でも、これがとても面白い。
千葉の地域から始まったものが、原宿に人を集め、そして世界へ出ていこうとしている。
日本の「KAWAII」カルチャーに、クルマ、ファッション、アート、音楽、ストリート文化を掛け合わせる。
カーアパレルだけでもない。
キャラクターブランドだけでもない。
「クルマが好き」 「服が好き」 「絵が好き」 「音楽が好き」
それぞれの「好き」を一つの世界観にしてしまう。
2026年にはLAで開催されるイベントにも展開していくそうです。
行政にいると、「地域を活性化するには何をつくればいいか」という発想になりがちです。
しかし今日ここに来て、むしろ逆なのではないかと思いました。
面白いものは、行政がつくらなくても、すでに地域の中から生まれている。
政治や行政が考えるべきなのは、それをどう見つけ、どう邪魔をせず、どう伸びる環境をつくるかです。
ここは、過去の「クールジャパン」の反省からも考えなければならない部分だと思います。
官が旗を振り、大きなお金を投入すれば文化やブランドが育つわけではありません。
実際、クールジャパン機構については会計検査院からも累積損失の解消や収益確保に向けた一層の経営改善が求められており、官民ファンドの成果について厳しい検証が続いています。
だったら、同じことを地方自治体が繰り返してはいけない。
行政が「次はこれが流行る」と決めるのではなく、すでに民間で熱を持っているものを見つける。
人と人をつなぐ。
場所を使いやすくする。
小さく挑戦できる環境を整える。
そして伸び始めたら、その背中を押す。
私は、こちらの方がずっと健全な地方創生だと思います。
実際、現在の国の政策でも、地域経済とクリエイティブ産業を結びつけ、異なる分野や地域資源を掛け合わせる方向が議論されています。
経済産業省でも、デザイン、ファッション、アートなどを単独で考えるのではなく、産業間の連携によって地域経済や海外需要につなげる方向性が示されています。
今日、店内でもう一つ気になったものがあります。
その場でオリジナルのスマートフォンケースをつくれる機械。

これ、プロスポーツ、自治体や地域イベントでもかなり可能性があると思います。
たとえば、
その場所で撮った写真や、その日限定のデザインを、その場で一つの商品にして持ち帰る。
ただ土産物を「買う」のではなく、自分でつくった体験そのものを持ち帰ってもらう。
これは今の観光政策とも相性がいい。
2026年度からの新しい観光立国推進基本計画でも、単純に来訪者数だけを追うのではなく、地方への誘客、観光DX、地域経済への波及などが重視されています。
また観光庁も、地域で高付加価値な「体験型観光コンテンツ」を継続的に生み出す取り組みを進めています。
だから佐倉でも、
「イベントを開催しました。何人来ました」で終わらせない。
来た人が地域を歩く。 飲食する。 買い物する。 体験する。 そしてもう一度来たくなる。
そこまでを一つにつなげる必要があります。
大きなハコモノをつくらなくてもできることは、まだまだある。
空き店舗で期間限定ショップをやってみる。
地元企業と若いクリエイターを組み合わせる。
祭りやスポーツイベントと商店をつなぐ。
農業、クルマ、オートバイ、アニメ、歴史、音楽、アート。
一見関係なさそうなもの同士を掛け合わせてみる。
地方には「何もない」のではなく、まだ「つながっていない」ものがたくさんある。
原宿の店の中で、そんなことを考えていました。
そして原宿から佐倉へ。
本日は畔田ひまわり祭りへ。
青空の下、一面に広がる黄色いひまわり。
皆さん暑い中、たくさんの方達が写真を撮っていました


夕方からはユーカリが丘の納涼まつり。
こちらもたくさんの人で賑わっていました。


原宿のストリートカルチャーと、佐倉のひまわり畑。
まったく違うように見えます。
でも、人が集まる理由は案外同じなのかもしれません。
「これが好き」
「ここが好き」
「誰かにも見せたい」
その気持ちが、人を動かす。
行政が地域の魅力をゼロからつくる必要はありません。
すでにある「好き」を見つけ、それが仕事になり、商売になり、次の世代まで続いていく環境をつくる。
「行政がつくる地方創生」から、
「地域から生まれた面白いものを行政が支える地方創生」へ。
これからの佐倉にも必要な考え方だと思います。
香取市にあるKAWAII FITMENTさんの本社にも、改めて遊びに行かせていただきます☺
そして今日はまだ終わりません。
夜もイベントへ。
いろいろな場所へ足を運び、人に会うと、政策のヒントは会議室より現場に落ちています。
今日も佐倉で使えそうなものを、もう少し拾ってから帰ります
#佐倉市 #地域活性化 #地方創生 #官民連携 #KAWAIIFITMENT #カーカルチャー #地域観光 #観光DX #畔田ひまわり祭り #ユーカリが丘 #千葉カブミーティング