何ヶ月か前にホンダのリード125に前カゴをつけるという記事をアップしました。


それなりに需要があるのかアクセス数が毎日一定数あるようです。


ではハーレーダビッドソン、スポーツスターの社外リアサスの取り付けについてはどうだろうか?と思い覚え書きのようなものでアップしておきます。


※取り付けは専門家か自己責任でお願い致します。


まず今回取り付けるのは中国製の格安サスペンション、RFY製。


純正サスがヘタったりオーバーホールしている時の間に合わせです。


折れたとかバネが飛んだとか怖い事がネットに書いてありますが今の所、使用していて特に問題ありません。


むしろへたった純正サスからしたらよっぽどいい仕事してくれてます。レースなどではなく日常ユースでしたら問題ありません。


言わずともですが50cc用のサスをつけたりはしないでください(^_^;)大型バイク対応のものにしてください。


一口にRFYと言っても様々な種類と長さがあるので希望サイズに合わせてチョイスされてください。




私は直接取り寄せて6000円くらいで左右手に入りました。

まず取り付けボルトを軽く緩めてジャッキアップしてリアタイヤが地面に設置するかしないかあたりに調整します。これで取り外しOKです。


ハーレーに取り付ける場合、リアサスペンション取り付けボルトが14mmです。


そのためRFYのリアサスの場合、購入時についている国産オートバイ取り付け用の12mmのカラーでは取り付けできません。4セット必要になります。


たまたまこのカラーをフリマサイトで販売していたのでこの辺は簡単にクリアしましたが自分でカラー作れない方はネットで購入した方が早くて安くて無難です。


ゴムとカラーを自前で用意するためにRFYのサスの内寸とゴムの幅等、寸法測って揃えるのはそれなりに手間と費用はかかると思います。





カラーの交換に関しては万力とソケットがあれば楽ちんなので省略します。


カラー交換後、スポーツスターに取り付ける際にもう一つ気にするポイントは「別体タンクあり」か、「無し」かです。



別体タンク付き


タンクなし


下の写真のものでしたら長さを大幅に変えなければそのまま取り付けて終わりです。


別体タンク付きの場合リアのフェンダー部分に金具が接触します。


スポーツスターに取り付けた方の中には接触する部分を削ったりタンクを逆さまにつけたりしている方もいますが単純にオフセットしてしまえば問題ありません。


サス自体を外側に約1cmほど外にずらします。

オフセット分、ノーマルボルトを長くしなくても大丈夫です。


というかハーレーの取り付けボルト、少し長いものにしよう大手ホームセンターに持っていったら下部のピッチが1.25で14mmという変な規格です。


「あー、ハーレーとトライアンフは鬼門なんですよね」と店員さんに言われました。ノーマルボルトで規定トルクかかりますので取れる事は無いです。


オフセットするのでここでも1cmくらいのカラーが4セット必要になります。


簡単なのはホームセンターで手に入る14mmのワッシャ4枚かませます。これで約1cm外側にオフセット出来ます。



上下取り付け部分共にオフセットしないとサスがハの字になりますのでご注意ください。4箇所16枚(^_^;)


スマートなのはカラーを依頼して作ってもらう方がきれいですよね。


でも皆さん一時しのぎや安いからRFYのサスを選んでいると思います。


わざわざ設計をして作ってもらおうという方も少ないかと。



完成。問題無く取り付けられました。

後は取り付けボルトを規定トルクで締めてサスを動かしたり試してみて接触する部分が無いか挙動を確認しておしまいです。


ただ、リアサスペンションの長さを変えた場合、必ずドライブベルトの張りの点検を忘れないようご注意ください。


スポーツスターの場合、13.5インチ以上伸ばすとチェーンドライブでないと駄目だそうです。


何かの参考になれば。