先ほどFBにアップロードした独居高齢者の件について記事を友人限定でアップしました。

その中でメッセージを頂いた中村さんから経験に基づいてアイデアを頂きました。

出来るだけ独居高齢者の方に今ある制度の中で解決し費用負担をさせないという考えに基づいています。

地域まるごと高齢化の中、民生委員の方達も対象件数が多く見回るという行為が負担になっています。

マンパワーにも限界があるので緊急の押しボタンタイプとセンサータイプの併用が効果が高いという事が前提です。

まず、佐倉市でもペンダント型の緊急通報装置を65歳以上の独居の方に貸与しています。こちらは問題なくクリアです。

緊急通報装置、無償貸与
http://www.city.sakura.lg.jp/0000004079.html



あと問題はセンサータイプなのですが佐倉市では設置に1万円の補助をしています。

高齢者見守りサービス機器助成
http://www.city.sakura.lg.jp/0000025491.html




しかしセンサータイプの設置に関して大手警備会社さんの例で言うと初期設置費用が4万円、月額2000円の費用負担のため1万円だけではとても足りません。

調べるとこの点で悩まれている自治体も多いです。

そんな中、某ベンチャー企業が冷蔵庫の開閉に対して一定期間動きがないとメールやラインなど指定された方に通信をする機器を開発。

コストは本体と通信費含め5年間でわずか9800円。

これなら佐倉市の助成金の範囲内で対応出来ますし機器の連絡先を民生委員さんなどにしておけば負担も若干減ります。

コストも月200円に満たない計算です。

また沖田さんより水道、電気のスマートメーターを活用した見守りについての記事を拝見しました。

少し寂しいですがコミュニケーションだけではなく、ICTを活用して不幸な事例が起きないよう頑張りましょう。

※佐倉市は今の所、この通報装置とセンサー装置2つの制度について併用不可となっております。この辺をクリアしてもらえれば先ほどの問題でも結果は変わるかもしれません。

あとは配食サービスなど今ある制度を対象者へ広報をしっかりしていく必要もありますね。

地域包括ケアシステム全体については過去に取り上げていますので今あるもので最良の結果になるよう国からの助成金なども調べて見ようと思います。