こんばんは!

2件、新年会から帰宅しました。
佐倉を元気にする会の準備中です。

明日も報告会の後に2件の新年会です。

1日空いてしまったので
おとといからの流れをブログに書きます。

佐倉市八街市酒々井町、消防組合議会の視察。
今年は福島県、第一原発とその周辺、いわき市。

各自治体の首長と議員が数人ずつ参加します。



原発事故の対策拠点となったJヴィレッジにて。

とても綺麗なグラウンドに変わっていて一般の方にも開放しているそうですが平日は使われておらず勿体無い感じです。

今年Jヴィレッジ駅が開業しますのでスポーツ合宿などされる方は最高の環境で練習、大会が出来ると思います。

第一原発につくとカメラなど機器類の持ち込み禁止、写真禁止のため説明になりますが敷地内もかなり線量は下がっています。


入る方はそれぞれに厳重な検査と測定器を持たされます。

実際に敷地内ではすでにタイベックを着ている作業員の方達はほとんどいませんでした。

今回、1時間程度、敷地内を周りましたが累積被曝量も0でした。

しかし、まだまだ1から3号機の廃炉への道のりは遠く敷地内で4000人もの方が働いています。

原発周辺の民家や店舗は品物が残されたまま新しい家も含め全て廃墟になっていてこの事故の被害の大きさを物語っています。

原発周辺、車で通過は出来ますがオートバイではまだ通れないそうですのでお気をつけください。

翌日は津波被害によりたくさんの方が無くなった地域を語り部さんと視察。



新しい堤防は伸びていますが人は一人もいません。
ただ、サーフィンをする方には人気だそうです。

新しい家にサーフボードが置いてあったので新たに引越して来る方もいるんですね。



津波被害の後に近所に新しく出来た防災公園。発電機、充電設備、マンホールトイレ、着替え施設、防災倉庫などあらゆるものが揃っていました。

しかし、とても広い公園で遊んでいる家族も人も誰もいませんでした。せっかくの施設でも使われなければ何だか勿体無いなという印象でした。

佐倉市も防災用品に関してはいざという時もそうですが普段から使えるかどうかを検討事項に入れたほうが良いと思います。




避難所の現実を見ると段ボールでの仕切りは閉口します。とても何ヶ月も暮らせるものではありません。

また悲しかったのは東日本大震災の慰霊碑。

宮城など色々な地域の慰霊碑を見てきましたが4歳や10歳など未成年の子供たちの名前がたくさん書かれているのは本当に辛いです。

二度とこのような被害の無いようにしっかりと自身の市で必要なものを考えこれから防災に力を入れていきたいです。