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小さな会社の経営管理から見えてくるもの

従業員10名以下の経営管理部署のない小さな会社を対象に、記帳代行業務を中心とした経理・総務・労務のアウトソーシングを行う。記帳代行業務だから見える日々の経営問題を公表。

二日目

朝7時起床。曇りがかった晴れ。

体調はバッチリ。いよいよマニラを歩くことに。かなりハードな一日となる。


ぶらぶら開始

ホテルを出る。

まずはホテルから北に向かいぶらぶら歩く。もちろん警戒心は忘れずに。

↓ホテルの前の通り。


まずはイントラムロスというスペイン統治時代の面影が残る歴史地区に向かう。

朝早いが人は結構いる。この地区はやはり繁華街であることがわかる。カジノが併設されたホテル、飲み屋の看板などが目に入る。ハングル文字も見える。

ここでいきなり衝撃的な光景を目にする。

ゴミのパッカー車の中から食べ物を探して食べている若者たち。まだまだ貧しい国フィリピン。朝から小銭のおねだりの子供や若者もうろうろいる。そして観光客らしき人はノッポと先輩の二人だけ。みんなが二人をじろじろ見る。こんなに視線を感じたことは久しくない。これは大変なところに来ちまったな。かなり注意しないと。するとノッポの後ろにさっきから赤いTシャツをきた男がついてきている事に先輩が気づく。先輩が後ろ見て睨んだら去っていった。おそらく背負っていたリュックを狙ってたっぽい。この間ホテルから出て5分程度の出来事。本当はホテルの近くでゆっくり朝食でもと思っていたが一刻も早くこの地区から抜け出したい気持ちの二人。気が付いたら2時間ほど歩いていた。ようやく一息つけそうな町に到着。ただ緊張感からはまだまだ抜け出せない。

・・・ハヤクニホンニカエリタイ・・・


リサール公園、サンチャゴ要塞、マニラ大聖堂、サン・オウガスチン教会(世界遺産)をぶらぶら

マニラの観光スポットをぶらぶらする。

少し緊張感がとけてきた。

リサール公園という独立運動の国民的英雄リサールの名を冠した公園に着く。かなり大きくてきれいな公園だ。

↓リサール公園

公園の隣がイントラムロスという場所になる。イントラムロスはスペイン統治時代の城塞都市。周辺は今でも壁に覆われている。中には要塞や教会などがある。

↓サンチャゴ要塞(旧日本軍の要塞)


↓マニラ大聖堂


↓サン・オウガスチン教会(世界遺産)


マニラをぶらぶら歩いて気付いたがやはり観光客は少ない。そしてスペイン統治時代の影響なのか教会が多い(国民の9割がカトリック)。気温は暑いが日本みたいな湿気は少なく意外とすごしやすい。


朝食を食べる

途中バーベキューのいい臭いが。路上で豚肉を焼いている。そういえばホテルを出て衝撃的な光景が続いたので朝飯を食べていなかった。腹減った。一つ60ペソでライスが付いているとの事なのでこじんまりとした地元のお店で遅い朝食を食べることに。なかなかうまい。肉をもう一切れ追加注文。食べ終わり帰ろうとしたところ今度はイカを焼くから食わないかと。なかなかそそったがいきなり腹を壊すのは怖いと海鮮物はさけることに。

↓朝食を食べた店


腹もふくれたのでぶらぶら再開。チャイナタウンに向かう。

途中子供から「ヘーイ!○◎×△■!」と声をかけられる。

木の上に登って川に飛び込むから見てくれといっているみたいだ。そして川に飛び込む子供たち。

↓飛び込んだ後の子供たち。川は結構きたないけど子供には関係ない。


そしてチャイナタウンに到着。規模はそんなに大きくはない。

↓チャイナタウン


チャイナタウンをぶらぶらする。さすがに歩き疲れたのでカフェでも入ろうと探す。スタバを発見。

なんとなく気づいていたが、どのお店にもドアの前に必ずガードマンがいる。勝手に入って来ないようにするためなのか。そして銀行の前には拳銃を持ったガードマンがいる。こういったところからも治安の悪さを知ることができる。昼間でも気をつけないと。

↓スタバの店内。入口にガードマンが。


しかし、スタバありがたい。安全を買うとはこういうことかとひとりごち。

少し休憩してキアポに向かう。

↓キアポの市場。かなりにぎわっている。


先輩が市場で何かを懸命に探している。栓抜きだ。実はマニラ到着の昨日の夜、コンビニでビールを買ったまでは良かったのだが瓶なので栓抜きが必要だった。栓抜きがなかったのではさみみたいなもので四苦八苦してようやく栓を抜いたのだった。栓抜きを見つけて購入。

後日ユーチューブでこんな動画を発見。この時知りたかった・・・

栓抜きを使わずにビール瓶を開ける方法


↓キアポ教会。地元の参拝客でにぎわう。


今回の旅でキリスト教徒ではないが教会にはだいぶお世話になった。町の中で地図を広げる訳にもいかないので教会で一休みしながら現在地を確認することが日課となった。しかしやはりカトリックの国。いたるところに教会がある。一方、植民地の方法としての布教という見方もあるだろう。少し複雑な気分になる。ただし熱心な参拝者には見ていて悪い気はしない。


さぁ次どこ行こうかと悩んでいたら地図に「マラカニアン宮殿」という表記が。もしや!あのマチルダ・・・いや、イメルダ婦人の靴が何千足も置いてある宮殿ではないか!?

マラカニアン宮殿に向かう。

途中道に迷い方向感覚も失ったのでマニラ名物トライシクル(三輪車)に乗ってみることに。

バイクの隣に椅子をつけたバイクだ。そう仮面ライダー的な気分だ。風が涼しくて心地よい(ちなみにバイクではなく自転車バージョンもある)。

マラカニアン宮殿に到着。

中に入るには予約しなくてはならないみたいでしぶしぶ諦める。残念ながら宮殿に靴はないみたい。


鉄道を利用する

イメルダ婦人の靴は見れなくて残念だったが気分を切り替えてぶらぶら再開(ちなみに後で知ったのだがイメルダ婦人の靴を展示している博物館があるとのこと)。

マニラの高級シティであるマカティに向かうことに。

結構距離があるためマニラで初の列車に乗ってみることに。

マニラの路線図は簡単だ。山手線の様な環状線のLINE1とLINE3。そして中央線の様なLINE2があるだけだ。

まずは最寄りのレガルタ駅を目指す。

↓レガルタ駅到着

そして駅の改札に向かう途中検問らしきものがありみんなカバンの中を見せている。駅構内に入る際に不審な物を持っていないかチェックしているみたいだ。これはスーパーやデパートに入る時も必ず行われる。面倒くさいが慣れたら気にならない。

駅に着いたらまずは切符の購入だ。自動販売機みたいなものがあったので並んでみる。5台くらいあったが使えるのは一つだけみたいだ。それ以外は壊れているのか使用不可。コインを入れて行き先を指定すればプリペイドカードの様なものが出てくる。これが乗車券となる。


先輩も同じく自販機で切符を購入しようとしたところコインがうまく入らない。中のセンサーがにぶいのかそのままお釣りのところに出てきちゃう。そしてタイムオーバーで投入したコインが全額戻ってくる。これを4,5回繰り返したが同じなので諦めて窓口で購入することに。どうりでみんな自動販売機使わずに並んでいる訳だ。ものごとにはちゃんと理由があるんだね、

↓窓口には長蛇の列

並ぶのがこの世で8番目に嫌いなノッポは我慢して5分ほど並ぶ。先輩が窓口に行き先を告げて同じ様なカードをもらう。カードを自動改札機に投入しいよいよ駅構内に入場。

↓ホーム。人満載


列車に乗ってみる。かなりの混雑具合。現地の乗客もみんなリュックを前にかけている。それぐらいスリが多いようだ。フィリピンの人たちは小柄なので列車の中のノッポは目立つ。より一層警戒心が必要だ。

この後も鉄道を何度か使ったが基本的に車内は満員。マニラ1200万人が利用するので平日の昼間でもこんな状態だ。車内のつくりは簡素でほとんど広告もない。日本のODAで作られたみたいで車両は三菱製だった。

途中クバオ駅で乗り換えてマカティのあるアヤラ駅で降りることに。

クバオ駅もかなりの混雑。

ホームで写真を撮っていたら何やら周りの人から一段とするどい視線を感じる。何か異様な雰囲気。なぜだろうと周りを見回したらなんと女性しかいない。そう。ここは女性専用ホームみたいだ。日本の女性専用車両で写真撮りまくっている人を見たらそりゃあみんなジロジロ見るよな。そんなことを想像してしまい恥ずかしさのあまり急いでその場から立ち去る。あやうく変態容疑で捕まるところだった。禁固何年だろう?

フィリピンの人たちは混雑しているホームでもきっちり並んでいる。後ろでボケーっと突っ立っていたら並んでいますか?と確認してくる人も。几帳面な国民性をうかがえた。

↓整列して並ぶ


一息ついていたら列車がくる。列車の中も満員。とういことはホームにいる人全員は乗れない。先輩はちゃんと並んでいたので乗れたがノッポはまさか乗れないとは思わず余裕かまして並んでいなかった。とうことで乗れない。しょうがなく次の列車を待ち降車駅で合流することに。

アヤラ駅に到着。先輩を探すが見つからない。

改札に出ても先輩がいない。はぐれたな。少し待ってみたら先輩を発見。ホームで待っていたらしい。どこで入れ違ったのか?ホッとする。


マカティをぶらぶらする。さすがにおしゃれできれいな街。ヴィトン等のブランド店も並んでいて日本人らしき人もちらほら。初めて安心してぶらぶらできる街にきた。

フィリピンのカフェチェーンらしきお店に入る。ドーナッツも売ってるので店内にはあまったるい匂いが漂っている。匂いがあんまし好きではないが歩き疲れたので休憩することに。ドリンクを頼んだら無料でドーナッツがついてきた。おいしくいただきました。



コリアンタウンに向かう

マカティに来た理由はもう一つある。少しはなれたところにブルゴス通りという場所がある。その周辺は巷でコリアタウンと呼ばれたくさんの韓国料理店が点在しているらしい。

そこで韓国料理でも食べようと思い向かう。

マカティの中心地を少し歩いたらまた要注意エリアに突入。少し緊張して歩く。

30分程度あるいたらハングルの看板などが見えてきた。ここがコリンアンタウンみたいだ。

中に入ってみるとさほど大きな繁華街ではないが韓国料理店などが並んでいた。ヒッピー風の外国人も多くバックパッカー達はここに泊っているみたいだ。水タバコみたいなカフェもあり海外のアウトローな街に来たみたいだ。ひととおり見て一軒の店に決める。名前が「カンナムスタイル」。絵も堂々とパクッている。いさぎよい。

プデチゲを注文しサンミゲルでターガイ(乾杯)。セットの氷がついてきた。ビールに入れて冷やすみたいだ。一応ミネラルウォーターで作った氷だとは言っていたが怖くて手をつけなかった。先輩は平気でビールに入れて飲んでいた。次の日下痢になってなかったので大丈夫だったようだ。

↓今回の旅でお世話になったフィリピンのビール「サンミゲル」


プデチゲがきた。うまい。他のオプションもうまい。お酒がススム君。そしてスープもおかわり。店員のフィリピンのお姉ちゃんにちょっかいを出しながら楽しい時間が過ぎる。

そして先輩とノッポが出した二人の結論・・・

韓国料理ブレない。

どこでもそこそこうまい。

ラスベガスでもハワイでもマレーシアでも韓国料理はブレない(もちろん韓国、日本でも)。

海外の食事で困った時は韓国料理という方式が完全にできあがった。


あんまり遅くなって帰るのも嫌だったのでそこそこ食べて店を出る。外はすでに日が落ちて華やかなネオンが光る。外国人などの観光客も多く呼び込みの兄ちゃんも増えていた。

↓夜のコリアンタウン


駅までぶらぶら歩く。

途中UCCカフェを発見。即入る。絶妙に苦いアイスコーヒーが旨い。

帰りも列車で移動。ホテルの最寄りのキリノで降りる。外は真っ暗なので少々怖いが酒も飲んでいたせいか気が強くなっている。一番危ないパターンだ。だが何事もなく無事ホテルに到着。

ホテル前のコンビニにでサンミゲルをヨンミゲルほど買ってくる。今日市場で買って来た栓抜きを自慢げに取り出す先輩。

「スポン!」

文明って素晴らしい。近代化って素晴らしい。

ほどよく飲んで自分の部屋に戻り就寝。


・・・と思いきや何やら外が騒がしい。よく聞いてみると・・・

「イーラッシャイマッセ!!」
「イーラッシャイマッセ!!」


昨日聞いた大合唱が聞こえる。そう、このホテルの正面が「イーラッシャイマッセ!!」の総本山だ。そしてノッポの部屋は窓からお店が一望できるある意味最高のロケーション。


うるさくて寝れない。

「イーラッシャイマッセ!!」を子守唄に浅い眠りにつく。


つづく
今年の8月にマニラ(フィリピン)に行ってきました。

もちろん初マニラ。

マレーシアに引き続き東南アジア二ヶ国目。

同じ東南アジアでもマレーシアとの違いを見るのが目的。


旅の準備

今回なぜマニラに行くことにしたか?私ノッポがフィリピンパブをこよなく愛し本場のフィリピンパブにどうしても行きたい!ということではなく、フィリピンの奥さんが現地にいて隠し子が二人いるので会いに行く!ということでもない。

旅仲間と今年もどこか行こうということで、ノービザで誰も行ったことが無い場所で絞るとフィリピンに行きついたわけ(つまり消去法)。

場所が決まったら行動が早いノッポはまずフライトをチェック。

ANAやJALなど日本の航空会社もあるが今回は羽田からマニラまでフィリピン航空の直行便があるということで早速HPをチェック。往復50,000円程度でゲットできた。ちなみにセブ島にも直行便があるみたい。リゾートでゆっくりする旅も良いですね。次回はそうしましょう。

そしていつものように何も決まっていない状況で勢いあまりチケットを購入。

日程は4泊5日。この時期のマニラは雨季。しかも台風シーズン。天気予報を見ると見事に全日雨しかも雷。まぁー雨も旅のスパイスとプラス思考で考えることに。晴れ男の真意を発揮できる良い機会だ。

ビザは不要との事なので楽天トラベルでホテルを検索して予約完了。今回のホテルはチューンホテル。LCCのエアアジアが経営しているホテル。ホテルのLCCをうたっているらしく非常にシンプルで安く清潔感がある。必要最低限の設備しかおいていない。まぁ十分でしょう。

さぁいつものとおり航空券とホテルをゲットしたので後は行くだけ!

マニラについてちょっと調べてみる。

・・・

結構治安悪いのね・・・

・・・

ほんの出発の少し前に知りました。

すかさず外務省の治安状況をチェック。フィリピンの治安状況は「十分注意」とのこと。昔のフィリピンのイメージが脳裏をかすめる。時計をしていると腕ごと切り落とされるとか。だいぶ昔の話だからノッポの勝手な思い込みであってほしい。だんだん不安になってきたが購入したチケットは戻らない。貧乏症のノッポに選択肢はありません。今回は気を引き締めて行きましょう。


フィリピンの概要

続きましていつもの様に旅の前のお勉強。

↓「フィリピンの歴史」を読了。「盗まれた楽園」という副題が気になる・・・


フィリピンの簡単な概要は以下のとおり。

・人口9300万人
・首都はマニラ(メトロ・マニラ)で首都圏人口は1200万人
・経済成長率は7.2%(東南アジア1位)
・アジア唯一のカトリック教国(人口の9割がカトリック教徒)
・リサールという英雄がいる
・あとはなんといっても植民地の歴史。スペイン350年、アメリカ50年、そして日本といった統治国家がいたため様々な文化が入り混じっている。「ハロハロ」というフィリピンの代表的な食べ物(デザートみたいなもの)があるらしいが、これも色々なものが混ざっているという意味らしい。ハロハロの国フィリピン。ハロハロというなにか陽気な響きとは裏腹に非常に奥深く面白い国のようだ。


これで旅の準備は全て完了。あとは行くだけ。

いざマニラへ!


初日 マニラ初入国の日

羽田からマニラまでフィリピン航空で直行。

日本ではちょうど台風が直撃。その為か1時間ほど遅れて出発したが到着時刻はほぼ予定通りだった。

約4時間半のフライトはマレーシアの7時間に比べて非常に近く感じる。沖縄や台湾とはほとんど目と鼻の先。日本からの距離的な部分でのメリットは大いにある。他の東南アジアの国々よりも日本に近いのになぜそんなに話題にあがらないのか?やはり治安の問題か?気になるところ。


マニラ到着

マニラ空港に18時頃無事到着。すでに日は落ちている。空港の外に出てみると多くの人たちでごったがえす。

日も落ちているので早めにホテルにチェックインしたい。

空港からの移動は電車などの公共手段がないためタクシーを利用。クーポン・タクシーなるものがあるらしい。前もって行き先を告げてクーポンを受け取りタクシーの運転手に渡す仕組みだ。支払いは目的地到着時。

はやる気持ちとは裏腹にクーポン・タクシーを探すがそれらしい表記が無い。

うろうろ探してたらタクシー乗らないかとノッポの周りに群がる。どこに連れられていかれるか怖いのでもう少し探してみることに。

それっぽいのがあったのでホテルの行き先を告げると行き先が書かれた小さな紙を渡された。これがクーポンね。

それを運転手に見せたらなんなく車は走り出す。とりあえず大丈夫そう。


ホテルに到着

30分程度で宿泊先のホテルがあるエルミタ&マラテ地区に到着。

メーター表示は250ペソ。500ペソを出したらおつりが200ペソ。うーんフィリピンの算数は俺の脳みそでは理解できない。面倒くさかったので200ペソだけもらってタクシーを降りる。ちなみに1ペソは2.3円とのことなので450円程度となる。

着いて気付いたのだがホテル周辺は怪しいネオンがキラキラ光る。猥雑な感じだ。

ホテル選び失敗したかもと思ったがもう遅いのでとりあえずチェックイン。

赤と白のエアアジアカラーがびんびんに出てるホテルだ。ロビーに必ず警備員がいてセキュリティーもしっかりしてそうだし部屋もそこそこきれい。作りは少し古いが1泊4000円程度でほとんど寝るだけにしか使わないノッポには十分。ただし冷蔵庫が無いのが難点。これは中国延辺でも経験済みなのでなれたら別に問題ない。


一段落ついて時計を見たら夜の9時。

夜はあんまり出歩かない方が良いと聞いていたが、まぁ気をつければ大丈夫だろうと思い怪しいネオン街を散策することに。

夜の知らない町なのでかなりビビりながら歩く。想像通りどうやら飲み屋街のど真ん中のホテルを予約してしまったようだ。暗闇の中から突然聞こえる「カラオケ!」という呼び込みのお兄ちゃん200人ほどをふりきりながらぶらぶら歩く。

まわりにはホテルも結構あり人が多い。夜だったがショッピングセンターらしきものもあり人も多い。路上に寝ている人もいる。赤子を抱きながら手を出してくる母親。子供も無意識に手を出してくる。小銭を恵んでもらうのが癖になっているようだ。


2時間ほどぶらぶらしてホテルに帰る。

そしてホテルに帰る手前が最難関。10人くらいのきれいなチャンネーが一斉に「イーラッシャイマッセ!」「イーラッシャイマッセ!」を連呼。彼女らの視線は確実のノッポに向けられている。てか現地の人以外ノッポしかいないからモロターゲットだ。飢えた虎に囲まれたウサギの気分だ。さすがに面倒だったのでなるべく見ないようにしてその場から逃げるように立ち去る。この「イーラシャイマッセ!」が夜な夜なノッポの眠りを妨げるとは、この時はまだ知る由もない。


ホテルに到着。

成田から別の便でマニラに到着した先輩と合流。

すでに夜も遅いのでコンビニでビールを買ってまずは乾杯!セブンイレブンやファミリーマート、サークルKなどの日系のコンビニも多く便利。ローソンはなかった。

ちなみにコンビニやスーパーの店員はレジをしながら歌をうたっている率がなかなか高く陽気な国民性を伺える。

到着した先輩も同じクーポン・タクシーで来たみたいだが料金を聞いたらえらい違い。ノッポ250ペソに対して先輩750ペソとのこと。この差は何なのか?二人で考えた結果、おそらく到着ターミナルの違いらしい。ノッポが降りたターミナル2はフィリピン航空専用のターミナルなので現地の人が多く利用する。一方、先輩が降りたターミナル1はJALなどの日本や海外の航空会社のターミナル。つまり現地の人と旅行客とで料金が違うということだ。まぁ他の国でもありえること。

ビール2、3本飲んで明日にそなえて寝ることに。

明日からハードな旅がはじまる。


つづく
■六日目

まずはモノレールでKLセントラル駅に向かう。

朝の通勤時間なのかモノレール激込↓


カーブの時落ちないか心配しながらKLセントラルに到着。近くの屋台が気になったので覗いていたら笑顔の素敵なおばちゃんがとりあえず食べ物見ていけと誘われる。誘われるがまま料理を見ていたら美味しそうなので鶴ちゃんとここで朝食をとることに。ナン、さばの煮つけを食べる。なかなかうまい。そして辛いさばに甘いミルクティーが絶妙に合う。

こんな店↓


笑顔の素敵なおばちゃんにサヨナラしてまず最初の訪問先レンタルオフィスを見学しにいく。立地はKLセントラルのすぐ隣でとても便利。料金もそんなに高くない。月5万円程度。住所だけでたまに来て使うだけなら月1万円というプランもある。部屋もきれいだし設備も十分。

基本的にどこに行くにもKLセントラル駅が起点になるので交通はかなり便利。受付の子もかわいいし何ヶ国語もしゃべれる。

外観と内観↓










このオフィスではマレーシア進出支援もしているらしい。それと面白いのは現地での人材採用の支援もしているといいう。面接から採用までのプロセスを委託できるそうだ。日本の他のレンタルオフィスでは聞いたことが無かった。海外オフィスならではのサービスだろう。ご興味ある方はご連絡ください。


レンタルオフィスの見学が終わりいよいよ本日のメインイベントのハラール展示会場があるペトロナスツインタワーに向かう。ハラルは前回説明したとおりイスラム教徒の守らなければならない戒律。食べ物以外にも化粧品や衣類もある。

会場到着。ツインタワーを見上げる。


さっそくハラール展示会「MIHAS」を見学。

昼食まだだったので鶴ちゃんと二人デパチカばりに展示会の試食を食い荒らす。

展示会の様子↓


日本のブースもあったが話を聞いてみるとまだまだ本格進出ではない様子。まだまだチャンスありますよ。

牛乳や化粧品などが置いてありました。お酒も置いてありもちろん基本的にはノンアル。

日本のブース↓


初めて見た龍馬ビール↓


サウジアラビアのブースはかなり高級感がありました。金あるね↓


韓国のブースによる↓





辛ラーメンやキムチのハラルバージョンが置いてある。一応ハラル専用に作り方を変えてるみたい。ハラルの認証をとるのは大変。

ハラルの認証をとるには各機関の審査をうけてハラル認証を取得する。取得すると食品などのパッケージにそのマークが記載され、イスラム教徒がこの食品がハラルかどうか判断できるようになる。世界各国に認定機関があるらしいが(日本や韓国にもある)、マレーシアの認証機関がブランドとしては高いらしい。

展示会をひととおりぶらぶらしていたが時間があまったので周辺をぶらぶらする。

ツインタワー内↓


空中遊歩道↓


気が付いたらブキッ・ビンタン周辺まで来ていた。上記の空中遊歩道だと非常に近いし冷房も効いている。突然の雨が降っても移動できるので便利だ。

高級デパートの中の一角に「東京ストリート」なるものを発見。お店のチョイスは聞いたことが無い店ばっかで微妙でした。






ハラール展示会に戻り本日面会の約束をしていた韓国企業の社長と合流。辛ラーメンやキムチなど韓国食品のハラル認証を取得してマレーシアで販売しているという。

いろいろ話を聞いていたら夕方になった。一緒に御飯でも食べないかと誘われる。もちろんOKです。

昨日訪問したモントキアラに向かう。やはり韓国料理や日本料理のお店がたくさん並ぶ。

韓国料理の店に入る↓


ひさしぶりの韓国料理にご満悦のノッポと鶴ちゃん。そして韓国語でのコミュニケーション。言葉が通じるのはやはり良い。みんなどこに行っても逞しく生きているなとしみじみ思う。もちろん焼酎もたくさん飲む。

この社長もすごく若くていきいきしている。そして何よりも働いている社員たちが社長を尊敬しているのが肌で感じる。もちろん顔もいきいきしていてモチベーションも高い。なんか家族や兄弟みたいな近さを感じる。会社経営の一つのカタチを体験できた。

そしてもちろん焼酎をまた飲む。

そしてここらかカラオケ大会に流れる…

…そして終わったの明け方。それにしてもすっかり御馳走になってしまった。ありがたい。心より感謝です。


就寝。


■七日目(最終日)

とうとう帰国の日。

KLセントラル駅からはクアラ・ルンプール空港LCC-Tまでは直通バスがある。

空港に到着。鶴ちゃんとはここでお別れ。鶴ちゃんはこれからシンガポールに向かうそうだ。なかなかタフボーイだね。

クアラ・ルンプール空港からは定刻通り出発。

夜の22:30に羽田空港到着

多摩まで帰る最終電車に乗り込み無事帰宅。少しでも飛行機遅れたら帰れなかった。ここが今回の旅の一番の難関だったりして。


■総括

クアラ・ルンプールはきれいでまったく不便ない。食べ物も合うし日本食も多い。物価は地方は安いが都心、特にクアラ・ルンプール中心地は日本とそんなに変わらない。

マレーシアでビジネスしている人たちの共通しているところは顔がいきいきとしていて穏やかなところだ。精神的にかなりゆとりがあるみたい。日本に帰ってきて電車にのっている人々の顔を見ると特にそう思う。豊かさとは何かを改めて考えさせられて旅だった。

そしてビジネスの臭いをくんくんした結果

①日本企業を相手にしたマレーシアでできる仕事を探す(経理などの事務作業など)。今はやりのシェアードオフィスってやつか。

②食文化としてのハラルは気になるが逆にハラルを捨てるという考え方もある。マレー系の60%以外の中国系及び観光客はそれなりにお金持ちが多い。また緩いイスラム教徒も隠れて豚肉は食べるらしい。高級店を意識した個室完備(イスラム教徒が隠れて食べれるように・・・)のレストラン。在日コリアンの焼肉店もありだと思う。

③今後イスラム人口が伸びていくことを前提に日本でハラル認証をとったレストランを開業する。なかなかハードルは高いと思うが。

④パームの観葉植物。パーム油の精油方法はご自分でお調べください。あとかなり大きいので置き場所を良く検討して設置してください。

⑤ジャッキーとのコラボ

などなど。


次回はジョホールバル、そしてコリアンタウンがあるアンパンも見てみたいです。


最後に東アジアの平和を願い両替所で出会った貴重なスリーショットの1枚を


英検5級の実力が存分に発揮された充実した1週間でした。トゥリマカシ!


おしまい。