どうも、はちごろうです。

 

 

3月も下旬になり、そろそろゴールデンウィークの話も出てきましたね。

(「ゴールデンウィーク」は映画業界の用語なので堂々と使うw)

昨年は緊急事態宣言とぶつかってしまっのたで、

丸々1年延期された作品がようやく公開されることも。

というか、今回紹介する作品はその延期された作品と

深く関わっている作品なのですが。

では、映画の話。

 

 

 

「名探偵コナン 緋色の不在証明」

 

 

 



青山剛昌原作の大人気アニメの劇場版最新作を前に、
新作の中心的人物となる「赤井一家」にスポットを当てた総集編。



黒の組織関連のキャラって把握できてる?



まー、あらすじとか書くような作品ではないので割愛します。

さて、私は原作も前巻持ってるほどのファンなのですが、
正直に白状すると作品の人間関係を完全に把握してるかというとそうでもなくて。
特に本作の主役となる「赤井一家」、これの相関図がかなりあやふやで。

これにはきちんとした理由がありまして。
まず、「名探偵コナン」という原作本来の物語である「黒の組織」の件。
高校生探偵・工藤新一がデート中に黒ずくめの組織の取引現場を尾行中、
背後から来ていた組織の一員に襲われ、
口封じのために薬を飲まされるが、目が覚めたら身体が幼児化。
身体を元に戻し、組織の壊滅を果たすために
探偵をしている幼なじみの家に転がり込むって話なわけですが。
ところが人気が出たことで作品の延命を図ろうとしてるのか、
途中から黒の組織がらみの話が減って
各登場人物の恋愛話がどんどん増えていったわけですよ。
警視庁の刑事達なんかその恋愛話要員と化してる印象。
「お前ら恋愛してないで捜査しろよ!」って言いたくなるくらいで。

つまり黒の組織関連の話に絡むキャラクター、
例えば組織の構成員、警視庁、そしてFBIやMI6などに所属し、
さらに互いに互いの組織にスパイとして潜入してる面々の相関関係が、
うっかりしてると忘れちゃうんですよ。たまにしか出てこないから。


で、そんな「黒の組織」関連の中でもコナン側、
つまり黒の組織を追う側の面々の中でも「赤井一家」と呼ばれる
FBI捜査官・赤井秀一、秀一の妹で女子高生探偵の世良真澄、
秀一の弟で天才棋士の羽田秀吉、そして「領域外の妹」と呼ばれる少女メアリー、
この4人の登場する回をまとめたのが本作なわけです。
元々3兄妹は別々のエピソードから出てきてるんだけど、
途中から関係性が作られていったので改めて本作を観ると
「あ、そういう関係だったっけ?」ってなる。
特に秀吉って元々は警視庁の佐藤刑事の友人で、
交通課に勤務する警部補・由美の元彼って立ち位置で登場してきてるので、
「え、いつの間にこんなメインの話に絡んできてるの?」ってなってるし。


とはいえ、いままでなんとなく雑に把握してたキャラクターを
改めて予習できたのはラッキーでした。
だからここ数年でまた劇場版を観るようになった
いわゆる「おおきなおともだち」ほど観ておいた方がいい。
これを観て予習しておくと4月公開予定の新作「緋色の弾丸」は
かなり理解しやすいのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[2021年2月21日 TOHOシネマズ日比谷 5番スクリーン]

(どうでもいいけど殺風景なシネコンだね、全く)

 

 

 

 

 

※とりあえず赤井秀一が出演した過去作を