どうも、はちごろうです。



先週末から仕事が繁忙期に入り、すでにヘロヘロです。
「忙しい」とは「心を亡くす」というように
何を見ても無感動になりがち、というか
実際は何かをじっと見てる暇がないのですが。
では、気を取り直して映画の話。



「名探偵コナン から紅の恋歌<ラブレター>」











青山剛昌原作の人気コミックのアニメ劇場版21作目。
身体は子供、頭脳は大人の名探偵江戸川コナンの活躍を描く。

あらすじ

競技かるたの大会を主催する団体「皐月会」の会長、阿知波研介と
番組での対談を依頼された名探偵・毛利小五郎は大阪の日売テレビへ。
そのお供で同行したコナン、蘭、そして元太、光彦、歩美の5人は、
「西の高校生探偵」と異名をとる服部平次とその幼なじみの遠山和葉と共に、
スタジオで番組のリハーサルを見学していた。
番組では対談の他に、皐月会の会員で
和葉の所属するかるた部の主将、枚本未来と、
現高校生チャンピオン大岡紅葉との対戦も企画されていた。
コナンたちは局内の楽屋の前で紅葉と出会うのだが、
平次を一目見た紅葉は「彼は自分の婚約者だ!」と一方的に宣言し、
和葉をはじめとして一行を驚かせる。
その頃、対談の場に同席するはずだったチャンピオンの矢島俊哉が姿を現さず、
しかも同じ頃、日売テレビ本社に対する爆破予告が大阪府警に届く。
職員が避難する中、実際に建物内に仕掛けられた爆弾が次々と爆発。
死者は出なかったものの未来が腕を負傷し、紅葉との対戦が出来なくなってしまう。
そこで、未来は自分の代わりに和葉に試合に出るよう頼み込む。
所属はしているものの実質幽霊部員の和葉はその頼みを断るが、
そのやりとりを聞いていた紅葉は、勝った方が平次の恋人になることを条件に、
逆に和葉との勝負を要求するのだった。
一方、京都にある矢島の家では、彼が何者かに撲殺された姿で発見されていた。



「コナン」は平成の「男はつらいよ」?



ゴールデンウィーク、というか4月第3週の風物詩、
アニメ「名探偵コナン」の劇場版、今年でもう21作目です。
実は今の日本映画界で最強の「プログラムピクチャー」なわけですよ。
いわゆるひと昔前の「男はつらいよ」とか「トラック野郎」、
「釣りバカ日誌」シリーズみたいな、盆暮れの行楽のお供となるような映画。
ただ、寅さんが行く先々でマドンナと恋に落ちる一方、
コナンの場合は行く先々で殺人事件が起きるわけですけど。
「子供が殺人現場にうろつくのはどうよ?」とか
「いい加減、話を解決させろ!」とかいろいろ意見もありますが、
考えてみれば劇場版の1作目のときに小学生中学生だった子供たちが、
20年も経てば人の親になって自分たちの子供を連れていく世代となってるわけで、
親子で楽しめる立派な優良コンテンツのひとつとなってるんですね、いま。
しかもこの流れはここ数年で一気に加速してて、
昨年は劇場版製作20周年ということに加えて、
いわゆる物語の土台となる「黒の組織」の秘密の一端に迫る話だったので、
興行収入は過去最高の60億円越え(!)。
実際問題、今年の週末興収は昨年を超えてきたんだとか。
そりゃあ、関係者にとっては終わらせることはできないわけですよw



(続く)