どうも、はちごろうです。


8月4日の夕方。
仕事場の地下にある倉庫から資材を出そうとした際、
うっかり立てておいた資材を左の親指の上に倒してしまった。
確かに痛かったのだがその時点では普通の打撲だと判断。
とりあえず冷凍庫から保冷剤を取り出し、
そのまま親指に直に当てながら冷やしていた。
30分ほどしたところ、保冷剤を当てていた部分が黒く変色。
これは冷やし過ぎによる凍傷か?と逆に怖くなり、
今度は慌てて湯の中に指を放り込んだ。
しばらく浸けていたことで凍傷はまぬがれたが、
当然のことながら血行が良くなった親指は腫れあがり、
パソコンのキー打ちにかなりの支障が出た。
そのため、その日はさっさとパソコンの電源を切り、
保冷剤を今度はタオルにくるんで指に当てつつ就寝する。

翌朝、親指の腫れはかなりのもので、第一関節は腫れで膨らみ、
腫れはその膨らんだ太さの状態で根元まで達していた。
まだ打撲だと思っていたが、念のために接骨院に行く。
そこはリハビリ施設も併設しており、
朝から近所の高齢者で受付はごった返していた。
院長はとりあえずレントゲンを撮ろうといい、
親指を中心に前と横の2枚の写真を撮る。
診察室に戻り、出来上がったレントゲン写真を見ると、
親指の骨の先に1cmにも満たない白い線が入っており、
横から見ると骨の外側の線が下に一部分入り込んでいた。
「ありゃ、こりゃ折れてるよ」とあっさり言われる。
人生初の骨折の診断だった。


(続く)