どうも、おささです。

最近、「あれ、買いたいな・・・」と思うものが増えてしまった。
普段なら「金がないから」とか「まだ使えるから」とか
諦める理由を思いつけば物欲を完全に押さえることが出来たんだけど、
最近は一度「あれ、欲しいな・・・」と思ったとたん
次から次へと欲しいものが思いついてしまって非常に困っている。
きっかけは3月も始まった頃に起きた。といっても震災ではない。
その前に、話をさらに20年ほど前に戻す。

いまから20年ほど前、近所に区役所庁舎が新築された。
これが30階建ての高層庁舎だったため、
周辺住民にテレビが観られなくなるなどの電波障害が発生。
区は周辺住民に対してケーブルテレビ局への加入促進策を採った。
この一件以来、我が家は外部アンテナを使わず、
ケーブルテレビ局からTVの映像を受信しているのだが、
地上デジタル放送も近くなった3月上旬、
ケーブルテレビ局はいまだにアナログ放送を受信している視聴者のため、
「デジアナ変換」というサービスを開始する。
これは地上デジタル放送の電波をアナログ放送用に変換し、
7月のアナログ放送終了後もアナログテレビが使えるようにする処置だった。

確かにこのサービス自体は良いと思うのだが弊害もある。
3月以降、地上アナログ放送用の番組表データが送られなくなり、
地上アナログ放送対応のHDDレコーダーで
番組表予約が出来なくなったのだ。
件のHDDレコーダーを買ったのがいまから7,8年前。
さすがに値段に見合うだけの元は十分とったのだが、
まだまだやりくりすれば使える代物であることも確かだし、
容易に買い換えるのも気が引ける。
だがそれも、7月になれば番組録画そのものも出来なくなるので、
これからさらに使い勝手が悪くなることは必至なのである。

そこで、まだ買うつもりはないのだが
家電量販店のHPでブルーレイレコーダーを調べてみたら、
手ごろなものなら6,7万で買えるものがあることが判明。
一気に「買ってしまおうか」と心が動いたのだが、
HDDの容量などを上位機種と比較すると、
やはり10万前後の機種が欲しくなってしまう。
それはTVについても同様なのである。
実は件の地上アナログ放送対応のHDDレコーダーは
地上アナログテレビに接続しているのだが、
当然このアナログテレビも7月までに買い換えたいと考えており、
TVの値段も家電量販店のHPで確認したのだが、
やはりブルーレイ同様、上位機種が欲しくなってしまい、
都合TVとブルーレイで20万円以上の費用がかかってしまう計算になる。

他にも「スマートフォンでラジオが聴けるから災害時に便利」
なんて話を耳にすると、まだ買って2年しか経ってない携帯電話が
何だか急に古臭く感じてしまったり、
いま買ってまだ2年半のノートPCのHDDの残量が
20GBに迫る勢いになったことをきっかけに、
家電量販店のHPでノートPCの値段を調べたりと、
やたら「買い換えたい欲求」が頭を駆け巡っている。

これも震災による情緒不安定の症状なのか?
はー、気を引き締めなければ。