どうも、おささです。

2010年のキネマ旬報ベストテンが発表になり、
邦画部門は「悪人」、洋画部門は「息もできない」が
それぞれ1位になりました。
そこでこっちも向こうを張って2010年のベストテンを。
昨年公開され、劇場で鑑賞した作品は65本。
そのなかからまずはベストテンを。


1位 マイレージ、マイライフ

2位 ヒックとドラゴン

3位 十三人の刺客

4位 オーケストラ!

5位 パーマネント野ばら

6位 人生万歳!

7位 (500)日のサマー

8位 ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

9位 息もできない

10位 春との旅


キネマ旬報が選んだ作品とかぶったのは3位の「十三人の刺客」、
それと9位の「息もできない」の2本だけでした。
こうして10本並べてみると、昨年は娯楽映画というか、
見終わって「あー楽しかった!」って作品を求めていた感じ。
2位の「ヒックとドラゴン」、3位の「十三人の刺客」、
6位の「人生万歳!」、そして8位の「ハングオーバー!」は、
どちらかといえば深く考えさせられる作品という感じではない。
そんな中、1位の「マイレージ、マイライフ」は別格ですね。
もちろん作品の出来自体が素晴らしいってのもあるんですが、
個人的に主人公ライアンに感情移入しすぎてしまって
「これは俺だ!」って感じになっちゃったのが1位の理由です。

あと、昨年の邦画は女優の当たり年でしたね。
例えば5位の「パーマネント野ばら」の主演した3人、
菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴の演技はどれも素晴らしかったし、
10位の「春との旅」の徳永えりも良かった。
今回僕は選んでないけどキネ旬のランキングで見てみると、
例えば「悪人」の深津絵里、「告白」の松たか子、
「川の底からこんにちは」と「悪人」にも出ていた満島ひかり。
池脇千鶴は「必死剣 鳥刺し」でもいい演技していたし、
「キャタピラー」の寺島しのぶなんかも注目だった。
そんな女優たちを抑えて助演女優賞を受賞した安藤サクラは
今後注目の女優さんになっていくと思う。

さて、それではついでにワースト5を。
選考基準は「期待値を大きく下回った作品」です。


5位 酔いがさめたら、うちへ帰ろう。

4位 必死剣 鳥刺し

3位 リトル・ランボーズ

2位 シャーロックホームズ

1位 ヒーローショー


この並びを見て「あの作品がない!」って思う人もいると思う。
つまり

「矢島美容室 THE MOVIE 夢をつかまネバダ」
「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 やつらを解放せよ!」
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」

この3本がランク外となっているわけですが、
そもそも最初から期待していなかったというのももちろん、
あまりに出来が悪い映画は怒りや呆れを通り越して、
ギャグとして処理してしまう癖があるもんで、
結果的に別な形で楽しんでしまうんですわ。
だからまぁ、この3本は「殿堂入り」と思ってください。


さて、今年はどんな作品が見られるか、そして何本見られるか。
出来るだけ見ていこうと思っています。