さてさて、通常国会ですが、、、、
どうやら野党は小沢+与謝野で今国会も何も審議せず何も決まらずで押し通す気ですか、、、。
もう、うんざりでしょ。ほんまに。
この茶番に付き合わさせられてる国民の身にもなってほしいもんですよ。

一個でも党内をまとめきれなかったのに、わざわざ与謝野さんを持って来て混乱に拍車をかけますか、、、。
こうなりゃ民主党内のあれやこれやを無視して消費税をぶち上げて、国民に信を問うとかなって解散総選挙をマヂでやっちゃう気ですかね?管内閣は。
ま、消費税増税を争点にされたら自民党にしても痛し痒しみたいなとこもありますしね。
自民党が50年かかってやっと作り上げたこの巨額な債務も、ぐだぐだな国民年金問題も消費税を避けては通れない問題ですからね。
それを自民党が真っ向から反対出来るかどうか、、、。
まさか消費税反対をぶち上げて、予算の無駄を徹底的になんたらかんたらつって、自民党は消費税をあげません!なんて事を言い出すんじゃ、、、、、、、、、。

国の債務問題にしても、年金にしても、天下り先を放任したのも、ここ数年でクローズアップされたこの国のあれやこれやの問題をここまで複雑かつ巨大にしてしまったのは自民党ですからね。
それをなんとかしたいと民主党にやらせてみたところが、あまりにも巨大かつ複雑かつ力不足で如何ともしがたく、、、ってなとこですもんね。
んで、また今度選挙やって自民党が政権に帰った時にどんな政策をぶち上げるんですかね?

しかし解散総選挙ってな事になって大ブレして自民党の議席が大幅に増えた時、、願わくば自民党が大いなる勘違いをする事の無い様に願い奉りますよ。ほんと。。。
なんか近頃の選挙つったら、マスコミやなんたらがそれ行けってなったら、ドドドっと票があっち行きこっち行きしますからね。
これがほんとにいい事なのか悪い事なのか、、、、。
民主主義や政党政治という制度をもう一回見直す時に来ているんじゃないかと思う今日この頃です。



年末の臨時国会、そしてこれから開かれる通常国会に向けて、国対委員長会談や各党の幹部連中の動きが慌ただしかった。
マスコミは野党各党が与党の前幹事長の政倫審問題を、果ては証人喚問にまで波及させて解散に持ち込み、政権奪還や自党の存在感を高めるために与野党間の攻防が激しいと連日報道していた。

この日も、都内各所で与野党入り乱れての会合が行われていた。
どこの会合でもマスコミの報道とは裏腹に酒と食事を囲んでの与野党和気あいあいの飲み会だった。
まっ、確かに色めき立つマスコミの前ではしかつめらしく苦みばしった顔で玄関を入って行っても、上がり端で靴を脱ぐ頃には修学旅行の晩の中学生みたいな笑顔で部屋へ入って行く。
どこの会合でも話題はただ一つ、前幹事長の国会招致についてだったが、ただマスコミの論調とは180度違った。

話題は如何にして前幹事長をできるだけ長く政倫審や証人喚問に出させないようにへそを曲げさせ続けられるか。
これは与野党一致の問題だった。
できれば今通常国会もその問題だけで乗り切りたかった。
何故か、、、、、、、?与党も全ての野党も沖縄の基地問題、このデフレ経済、年金問題、世界に於ける日本の地盤沈下、、、、そのどれもを解決出来るような策も知恵も何も持ち合わせていなかった。
とりあえず、ここもまた官僚がいい知恵を見つけ出せるまでの時間稼ぎを、何としてでもやらなければならなかったのだ。

そのためにも国会運営がうまくいかない事を、前幹事長一人に全ての責任を押し付けなければならない。
(まっ、前幹事長の性格は分析するまでもなく、その方向へ持って行くのは容易くも有ったが)
ただしあまりにその問題ばかりを全面にもって行き過ぎても国民世論の反発を買う。
そこで現幹事長や大臣に失言してもらっては、やれ問責だ何だととりあえず目をそらしたりと、これはこれで結構テクニックがいった。
それに与党を追いつめた形にし過ぎても、解散までやったら国民からは見えない今の陰の超党派連立内閣が瓦解してしまう。
いよいよ時間稼ぎが出来なくなったときのために、最後の手段に解散は取っておかなければならない。
それも、拮抗する形にはなっても今の与党の体制は続けられる様にするという密談もできあがっていたが、それはあくまでも最後の手段であってマスコミがいうような年内解散、政権奪回などは野党第一党も考えてもいなかった。
もしもバカみたいに票をとって政権奪還して与党に返り咲き、この国難ともいえる日本を取り巻く問題山積みの時に、この国の舵取りをとるようなババは引きたくなかったからだ。
そこでそうならないように、年末から年明け陰に日向に都内各所で密談、会合がやたら開かれるわけである。

そして今日もたらふくうまい飯と酒をかっくらったあげくに、料亭をでるときはまた苦虫を噛んだみたいなしかめっ面でマスコミの質問には何も答えず黒塗りの車に乗って去ってゆくのであった。
そしてマスコミは勝手に推測し、てんで違う方向の報道を繰り広げて行くのである。
そして国民は、、、、、マスコミの報道そのままに世論調査の内閣支持率、党派別支持率を上下させていく、、、、、政治ってなんて楽しいんだろ♫♫



世論調査とねじれのために国会運営を思うにまかせない与党は連立の強化を目指していた。
しかし、党内のゴタゴタと世論のきびしさで連立に加わってくれる野党はなかった。
そこで、以前方針の違いから連立を去っていた弱小野党に何とかもう一回帰って来てもらおうと、与党幹部はもちろん総理まで繰り出して三顧の礼を繰り広げたが相手は首を縦にふろうとしなかった。

背に腹は代えられない与党は人事や政策、あらゆる面で譲歩する事を確約する事を書面で提出することを申し出た。
それでも反応は鈍かった、、、業を煮やした与党幹部が一体どこが不満なのか、何が望みなのか何でも言ってくれと詰め寄った。
沈黙が続いたしばらくの後、相手の幹事長がすまなそうに言った。
「それだけの事をやっていただけるのは私達としても異議はない、、、どころか今すぐにでも連立に加わりたいのだが、、、、、、、、、」

「加わりたいのだか?その後はなんですか?」

「実は今、党首がペン習字と毛筆習字を習っていまして、、、物になるまでもう少し待っていただきたい」

与党の幹部達は、深々と頭を下げてから退出した。
「、、、、、何年かかるかわかったもんじゃない、、党首が変わってくれるかしないとこの線はないな、、、。」
与党からこの線は完全に消えた。