ブルーライトとは、波長が380~495ナノメートルの青い光のことで、可視光(約400~800ナノメートル)のうち最も紫外線に近い領域の光です。
この青色光はLED照明やパソコン、テレビ、スマートフォンのバックライトなどに多く含まれていて、太陽光にも含まれています。
このブルーライトが人間の目の組織や視力に悪影響を与えるのかどうかは現在研究中で、まだ解明はされていないようです。
VDT作業などで目が疲れるのは、まばたきが減って目が乾燥するドライアイの影響が大きく、ただ、ドライアイによって目の表面を覆う涙の層が均一でなくなると、ブルーライトが目の表面で乱反射して、見えづらさを感じる要因になるといいます。
一方で、ブルーライトが人間の体内時計に影響することは証明されているとのことです。
人の体内時計は平均24時間10分前後で、24時間より少しズレていて、人間は起床時に光を浴びることでこのズレをリセットしています。
人の目の網膜には光(色・明暗)を感知する2種類の視細胞があるのですが、最近、ブルーライトをよく感知する「第三の視細胞」が発見されたそうです。
この視細胞がブルーライトを感知すると、眠気を引き起こすメラトニンというホルモンの分泌が抑えられる。
メラトニンは就寝2時間前くらいから分泌が始まるのですが、ブルーライトに接していると分泌が抑えられ、体内時計が狂うというわけです。
寝入りが悪いという人の中には、なんとなく思い当たる節がある、という方もいらっしゃるかと思います。
パソコンやスマートフォンの照明を暗くする。寝る前はスマートフォンを見ない。夜は暖色系の照明を使う。など、できることから対策してみることをオススメします。
ブルーライトについは、「ブルーライト研究会」のHPに詳しい情報があるのでご覧になってみてください。
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