・国宝 油滴天目茶碗
・国宝 飛青磁花生
が展示されています。
前回は、国宝 油滴天目茶碗を紹介しましたので、今回は国宝 飛青磁花生をレポートします。
・国宝 飛青磁花生(とびせいじはないけ)
中国は元時代(14世紀)の作。
花を生ける器(うつわ)、花生けです。茶席にて、お花を生けて床に飾ります。
"青磁(せいじ)"なので磁器、青……というか、クリーミーな緑色の発色です。
↑右から見たところ。
"鉄斑(てっぱん)"と呼ばれる、錆色をした花びら状の茶色い模様が、特徴です。
↑左から見たところ。
その模様から"飛び青磁"と分類されますが、非常に珍しいようで、国宝ではこれ1件です。
スタイルも良く、安定感があります。
↑上から見たところ。
"鉄斑"は、全面で21個あるそうです。
アサガオのように開いた口にも、3つあります。散り具合が、バランスがとれていて、良いですね。
さて、ここでは展示方法についても見ておきましょう。