へ行ってきました(^_^)/
こちらも5/5で終了しているので、今から見に行くことはできません(^_^;)
私の国宝鑑賞ログってことで、ご容赦ください。
場所はいつもの宝物館。
春季名宝展で出展された国宝は、懸守(かけまもり)1件のみですが、全部で7点ある内の、前半では松喰鶴文・桜折枝文が展示され、後半では花菱七宝文・桜透丸文に展示替えされました。
(前半のレポートはこちら
)
・国宝 懸守より
花菱七宝文・桜透丸文
2点とも各種展覧会に、比較的良く出展される品です。
四天王寺所有の国宝。平安時代12世紀の作。
「懸守」とは、昔の人が首から懸けていたアクセサリー(御守り)と考えられています。珍しい美術工芸品で、国宝ではこの四天王寺の1件(7点)と、熊野速玉大社の国宝 古神宝類に1点だけが、指定されています。
(^_^)
花菱七宝文(上の画像緑で囲み)
上の画像のように様々なバリエーションがあります。
懸守は、木製の土台の上に美しい錦が貼られています。こちらの花菱七宝文は、表はオレンジ系、裏が紺系の錦が貼られていて、その上に七宝文をデザイン化した透かし彫り金具が付いています。表のオレンジ側は錦が良く残っているのに対し、裏の紺側は錦がかなり剥がれ、木の下地が見えてしまっています(^_^;)
こんな感じ でイメージが違うでしょ(^_^)
ネットで画像検索しただけだとわからないので、肉眼で見る価値はここにあります。
桜透丸文(上の画像黄色で囲み)
こちらは劣化が進んでいないのでしょう。
2017年の京博での国宝展、2019年こちら四天王寺での新春名宝展、そして今回2021年春季名宝展と比較的良く出展されています。
紺の裂(きれ)に、桜丸文が透かし彫りされた金具があしらわれています。
7点一気にみたいものです(^o^)
5/5で展示は終了してしまいましたが、「懸守」はわりと頻繁に登場するので見る機会は十分あると思います。
しばらくは、過去のレポートが続きます(^_^)/~~