もっとも、それは明治天皇の幼少期までで、現代では皇居に移っています。
以前の奈良博のサンデートーク「平安時代の宮中の日常―政治と生活―」で、お話をうかがってから、紫宸殿と清涼殿が見たいと思っていたので、国宝の限定公開が少ないこの時期に行ってきました。
京都市営地下鉄 今出川駅を下車。
既視感があると思ったら、相国寺に行った時にも来てましたf(^_^;
本来は、御所に勤める身分の低い人のための門です。
中へは、ここから入ります。無料です。
警官から手荷物検査も受けます。小学生でもアラフィフのオッサンでも同様にチェックを受けます(*_*)
この日は宮内庁職員による日本語案内に参加しました。こちらも無料です。
日本語案内は①9:30②10:30③13:30④14:30と1日4回実施されています。平日だったからでしょうか、10名程度の参加でしたのでゆったりとしていました。
ところで、気がつきました?
"お車寄せ"と"み車寄せ"同じ"御"の漢字でも、天皇が使う場合は読み方を変えていますよ。
奥に紫宸殿が見えます(^o^)
建礼門院の名は、ここからとられました。上皇后が出家する際につけられる名は、御所の門からつけられるんですよ。
(建礼門院は平将門の娘。高倉天皇の中宮。安徳天皇のお母さん。平家物語の後半の主人公ですね。)
紫宸殿の中には、高御座(たかみくら)がありますが、先月の即位の礼で東京へ行っているため、蔀戸も閉められていて中のようすもうかがえませんでした(*_*)
というか、近づけもしませんでした。
右近の橘、左近の桜も見えますね。
ちなみに画面左にあるのが右近の橘で、画面右が左近の桜です。
左右反対ですが、天皇から見ての左右なので、これであってるんです。
(地名の右京区左京区も同様です)
はい!京都御所に来たら、忘れずに「清涼殿」も見てください!
「清涼殿」忘れがちなんです。見逃しがちなんです!
つづく!