三十三間堂 | 死ぬまでにすべての国宝を肉眼で見る

死ぬまでにすべての国宝を肉眼で見る

2023年12月現在の国宝の総数1,137件。そのうち、美術工芸品906件。これをすべて肉眼で見ようという計画です。関西中心の情報をお届けします。

今日は、三十三間堂と京博の土曜講座に行ってまいりました。

朝早くから出掛けたのですが、まさかの京阪電車で事故。
淀屋橋で1時間ほど時間を潰して、出発しました。

ほんとは、三十三間堂→智積院→京博の順で巡ろうと考えていたのですが、とりあえず、行き当たりばったりで三十三間堂からスタートしました。


入口で拝観料600円をお納めします。(これは社務所)

三十三間堂の国宝 美術工芸品は以下の4件です。

・木造千手観音坐像(附:木造天蓋)
・木造風神雷神
・木造二十八部衆立像
・木造千手観音立像(1,001躯)


社務所を通って本堂に向かいます。

「軒下を通す」の軒下。

本堂は、国宝 建築物ですよ。

さて、本堂内1,001体の千手観音が並ぶ姿は壮観でした。
大量生産できる機械など無い時代、よくぞこれだけの数を作らせたなぁと、当時の権力者(平家)の力たるや、恐ろしいものです((((;゜Д゜)))


俵屋宗達の「国宝 風神雷神図屏風」の元ネタになった風神・雷神を含む観音二十八部衆は最前列に並んでいます。


千手観音はその後ろに五列の雛壇に並んでいます。今年度、重要文化財から国宝に格上げされた新人さんです。一部は東京・奈良・京都の国立博物館に寄託されています。
奈良博に寄託中の像は、現在、なら仏像館で展示中です。(7/3から展示替があって、今は見られません)

観光客も多いのですが、修学旅行生の団体とかち合わなければ、堂内の通路が広いので、じっくりと鑑賞できます。

前面を一直線に50体×10列の千手観音立像、中央に本尊の巨大な千手観音坐像、さらに50体×10列千手観音立像で終了です。

その後、お像の裏に回ると、おっと本尊の後ろにもう一体千手観音様がっ!なるほど、それで1,001体なんですね。

お堂を出て周りを散策。

東側、三十三間は長いですね。
お庭もキレイ。
太閤の塀
緑がキレイ。
南側。
西側、通し矢はここで行われました。

さっ!次は、京博へ!