今さらですが、息子(以下、「にぼ太郎」と記述)のランドセル選びが振り出しに戻ってしまった話。

 

6月のある日、療育の先生から

「なかなか着席してくれなかったので、気を惹くために、『もうすぐ小学生になるにぼくん、ランドセル何色?』って聞いたら『金色!』ってノリノリで答えて座ってくれましたよ」と報告が。

「そうなんですねー、お手数かけてすみません」と言いつつ、

内心で「( ,,`・ω・´)ンンン??金色???」とパニックにあんぐり

 
というのも、にぼ太郎は乗り物大好き。
3年前の姉のラン活のときに、阪急電車のランドセルを見かけてからというもの、
「にぼくんは、はんきゅーのランドセル!」とずっと希望が変わらず、他のランドセルには目もくれず。
年長になってすぐに百貨店で試着。フィッティングもOKで、機能要件も満たしている。
何よりも、マルーンカラーが似合っていて、落ち着いてお上品な感じが良い(親バカ)ニコニコ
でも、お値段はかわいくない(10万円!)泣き笑い
 
 
 
せっかくのラン活なので、念のためあと2社くらいは見ておくことに。
姉の小学生生活を見ていると、一周まわって機能的にやっぱりセイバンが一番じゃね?と思ったので
親の希望でセイバンのショールームへ。
 
疲れて不機嫌だったこともあり、背負わせるまでに20分くらいかかる。
やっとで背負ってみたら肩ベルトが浮いてしまい、本人も「痛い」と不満。
どうやらセイバンは体型に合わないらしい。残念。
オロビアンコのグリーンカッコよかったな。身体に合えばこれにしたかった(親が)。
 
仕方がない、本人の希望通り阪急電車ランドセルに決めようかと考え、
内装を選ぶために全種類を展示しているうめだ阪急に行ったのが間違いだった。
この日も不機嫌で「帰りたい」連発。
見かねた店員さんと「どれか別なの背負ってみようか~」とおだてて、本人が選んで背負ったランドセルが、そういえばゴールドだった泣き笑い
あれ以来、本人の中では金色のランドセルを買うことで決定していたらしい…泣き笑い
 
療育の先生からの情報がなかったら、入学間際に阪急のランドセルが届いて「大泣きこれじゃない!ギャー!」となったことが想像できる。
そういう意味では、今のうちに振り出しに戻ってよかったと思うべきか。
いや、それにしてもゴールドはさすがに…あせると夫と二人で頭を抱える。
(個性的な子ならばかっこいいだろうが、うちの息子にはあまり似合わなかった。親が保守的でごめんなさい)
 
あんぐり「にぼくんは、なんでゴールドがいいの?」
ニコニコ「ランドセルをピカピカに光らせたい!」
悲しい「でもゴールドはなぁ…」とため息をつく母に、
おねだり「お高いの?」と心配そうに聞く(かわいい)。
悲しい「せやねん、金でできてるからさすがにお高いわ」と適当に流して、
ひらめき「シルバーならまだいけるかも」と譲歩案。
ニコニコ「ゴールドはさすがに見ないけど、シルバーは結構いるよ」と姉が横から援護。
にっこり「じゃあ、シルバーでいいよ」
 
 
保守的な夫は、その後も何度か阪急ランドセルの良さをにぼ太郎にアピールしていたが、
怒り「シルバーにする!」と聞かないので、「もうなんでもいい」と投げやり。
 
ということで、シルバーのランドセルを探すことになり、2~3の候補を検討中。
上の娘もわりと個性的なデザインを選んで最後まで譲らなかったし、
にぼ太郎も元気に小学校に通ってくれるように、好みのランドセルを見つけてあげたい。
(ゴールド買ってあげればええやん、というツッコミはなしで…)
 
教訓:親が買う気のないランドセルは背負わせてはいけない。
(こだわりの強い子なので目移りしないと思っていたが、新たなこだわりが生まれた泣き笑い