こんにちは!
最近は
不倫を題材にした小説を書くことが趣味になりました。
いつまで続くかわかりませんが
今回も書いてみます!
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私の友人にものすごく太っている男がいる。
私は気の毒に思い、なぜそんなに太ってしまうのか
聞いてみたことがある。
彼曰く、ドカ食いが原因だと言った。
日頃、ストレスがかかることはないかい?と
聞かれ、もちろんあるよ、と返した。
「そうだろ、あるだろ。それも、ちょっとやそっとの
ストレスじゃなくて、腹の奥底にマグマがうごめくような
強烈なストレスだよ。怒りやら我慢やらがもう、
限界に来るやつだよ」
そんなときに、彼はドカ食いをするという。
普段押さえている欲望のタガが外れ、
から揚げやらおにぎりやらケーキに至るまでを
一人で無心に貪り食うという。
その結果、体重が100キロを超えてしまったらしい。
彼のことを気の毒だと思ったが、
それとは別の感情も湧いてきた。
私も同じだ。
私には妻がいるが、それとは別の女性がいる。
いわゆる愛人だ。
四年前に出会った。彼女は私のいうことなら
ほとんど聞いてくれる。
私も彼と同じように怒りと我慢が
爆発しかけると、決まって愛人をホテルに呼び出す。
夜中だろうが、昼間だろうが無理言って呼び出してしまうのだ。
妻とは関係が冷え切っているのでもっぱら
私は彼女の身体に何かを訴えかけていた。
そして、彼女は受け止める。
ストレスが強い日は特に無理そうな日に
わざと彼女を呼び出すなんてこともある。
平日の午前中に公園のトイレで、ということもあった。
いけないことだとわかっていてもやめられないのだ。
無心で食っているときは
食うことだけに集中しているから、何もかも
忘れられる。
ただ、思うんだ。俺は心の奥では泣いているんだと。
そう友人が言って、私も自分が
心の奥で泣いているのに気が付いた。
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いかが、だったでしょうか?
次回もお楽しみに!