ウサギとカメのカメ的なアラフォー -20ページ目

ウサギとカメのカメ的なアラフォー

のんびり、日々思ったことを書いています。

こんにちは!

バレンタイン短編小説ばかり

最近投稿してます。

 

では、どうぞ召し上がれ。

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バレンタインデーに

家から彼女が出て行った。

 

もちろん、彼女からのチョコレートはなかった。

 

彼女が荷物を整理し

大きなバッグ二つ分の洋服を持って出ていくことになった。

 

彼女が部屋から自分の物を選別しているとき

小さい銀紙に包まれたチョコレートが出てきた。

 

彼女が去年買って私にくれたものだ。

 

「全部食べなかったんだね」

 

そういうと、彼女がそのチョコレートを

私に投げた。

 

私はチョコレートを掴むと

銀紙をはがし一口かじった。

 

「やめなよ、おなかこわすよ」

 

そう、彼女が言った瞬間に

私はチョコレートを吐き出した。

 

”もう、最後の最後まで余計なことするよね”

 

私は、頭の中で彼女のセリフを唱えていた。

 

彼女の私に対しての不満のセリフなら

彼女が口にする前に想像がつく。

 

”よく、考えればわかるでしょ”

”もう、なんでそんなこともできないの?”

”だから、いったのに?”

 

これくらいなら我慢ができる。

 

もっと、言われたくないことを私たちは

言い合って、そのセリフと態度と口調で

お互いを傷をつけてきた。

 

だが、今回はそのセリフは私の頭の中だけで響き

彼女の口からは出ることはなかった。

 

すると、私は、随分と彼女の気の障ることを

してきたことに気が付いた。

 

吐き出したチョコをティッシュで拾いながら

私は悪かったと呟いていた。

 

何が?今更?このタイミングで?

 

彼女のセリフが頭でこだまするが

彼女は一言もしゃべらなかった。

 

もう、終わったんだから。

もう、言い合うのは終わりにしよう。

 

どうして、もっと早くに私たちは

言い合うのをやめなかったのだろう。

 

そしたら、今でも終わらなかったんじゃないのか。

 

お互いが深いため息をつきたいのを我慢して

玄関先でじゃあねと言って別れた。

 

こんなにも口に苦いチョコレートは

食べたことがない。

 

次、私はチョコレートをもらえるのだろうかと

一人で部屋で考えていた。

 

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いかがでしたか?

ビターなチョコもたまにはいいかな?

次回もお楽しみに。

 

こんにちは!

バレンタインデー短編小説で食べていきたいですね。

 

今日も、短編小説を披露します。

 

 

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私が社会人の新人であった頃の

バレンタインにまつわる思い出がある。

 

今日はその日のことを話そうと思う。

 

私が会社に入社してまもなく

2月の閑散期にいきなり一日

社長のかばん持ちをしてくれと

私に依頼が来た。正しくは

うちの部署に依頼が来て私が抜擢されたのだが。

 

うちの会社の社長は女社長で

ネット系の広告のライティングの仕事をする

会社を経営している。

 

本社ビルに朝九時集合となった。

社長と会うのは入社の面接依頼であった。

 

かばん持ちを一日やると聞いたが

なんだかよくわからなかった。

 

上司に聞けば、ただ、買い物に付き合えばいいとのことであった。

ただ、その間社長と二人きりになるというのだ。

 

「14日に大きな商談があるのよ。その社長にチョコ渡すわけ。

今日はその買い物に付き合ってもらうわ」

 

朝、社長がそういうとその日の私の仕事が始まった。

 

まず、タクシーで銀座へ向かい、高級腕時計店に入った。

宝石をちりばめられたような腕時計がごろごろある。

 

今後、私がこの店で腕時計を

買うことがあるのだろうか。

 

すると社長が私の左腕を掴み

どのような腕時計をしているか見た。

 

「タイメックスね。悪くないわね」

廉価な腕時計であったが社長の趣味にはあったようだ。

 

「ほかに何か腕時計持ってないの?」

 

「Gショックがあります」

 

「Gショックね、知り合いの元自衛官がGショックしてて

自衛官には人気らしいわね」

 

そんな会話をしながら腕時計の小ケースを二人で眺める。

メンズの腕時計を付けてみるか聞かれたが、

あまりに高級なのでびびって断ってしまった。

 

「あら、そう。こんな機会なら喜んでつけたほうがいいのに」

 

ここでは何も買わず、次は秋葉原へと向かった。

雑居ビルの階段を上り、着いたのは

ホビー関係のカードショップであった。

 

そこで、8万円するビックリマンチョコのシールを

社長が買ったのだ。

 

聞けば、今度会う社長が幼いころビックリマンチョコの

シールを集めていたらしい。

そして、その中でもレアなシールをゴディバのチョコレートの

なかに忍ばせるということだった。

 

すると、我々は秋葉原で昼食をとることにした。

何でもない蕎麦屋で庶民的な昼食となった。

そこで、どうして君はこの会社に入ったのかを聞かれた。

その受け答えをしていたら、

自然と社長の若き頃の話しになった。

 

昼食が終わると、銀座に戻りゴディバのチョコレートを買い

店員に8万円するビックリマンチョコのシールを

忍ばせてもらった。

 

帰りのタクシーの中で

社長がビックリマンチョコのシールについて話し出した。

 

「どうしたら相手が喜んでくれるかを考える。

これは、仕事においては最も重要なことであって、

さらにいえば人生でも同じなのよね。

 

この商談は仕事上のプロジェクトでもあるし、そして

また、個人的にも喜んでもらうということなの」

 

本社ビルに戻ると私の仕事は終わった。

 

帰り際に社長からチョコをもらい

今後の利益で返してとお願いされた。

 

いまでも、この日の社長の意図を考える。

社長は、この買い物を通して社員に何を

知ってもらいたかったのか。

 

はたまた、ただ社長が刺激が欲しかった

だけなのか。

 

とりあえず、利益で返していかなくてはならないことに

変わりはなかった。

 

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いかがでしたか?

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは!

 

今日も、ブックオフで中古DVDを買いました。

 

「依頼人」という映画です。

 

これは、もう、かれこれ20年以上前

私が中学一年生の時に、サッカー部の

二年生の先輩が面白かったと先輩同士で

話しているのを聞いた時から見たかった映画です。

 

そのとき、黒い絨毯という映画が

くそつまらなかったと言っていたのを覚えています。

 

で、当時駅の近くの本屋だか何だかに

ビデオテープを売っているお店があって

依頼人がないか見ていました。

 

でも、その当時、ビデオテープが高くて

1万円とかしてたんじゃないでしょうか。

 

当時、買えるわけもなく、依頼人のビデオもなかったと思います。

 

で、最近、ブックオフで見つけたんですが、

当時の中学生が面白かったといった映画が

今、面白いのかと不安になり、買ってませんでした。

 

しかも、依頼人だったのか、交渉人だったか

証言者とかいうタイトルだったかも

だんだん、怪しくなってきてたので

本当にこれなのかわかりませんが。

 

つまらなかったらやだなと思いながら

まだ見てません。

 

今度時間があったら見たいです。

たぶん、黒い絨毯よりは面白いと思います。