八月の御所グラウンド(著・万城目学) | カメラマン長谷川修のブログ

八月の御所グラウンド(著・万城目学)

 

 

万城目学さんの直木賞受賞作作品「八月の御所グラウンド」を読みました。
教授たちのせせこましい意地の張り合いの代理戦争として、8月のお盆の時期に開催される草野球大会にまつわる物語でした。
ただ、参加メンバーが少なく試合不成立かというところで助っ人が入り、何試合か後に、この助っ人選手がピッチャーを務めると目にもとまらぬ剛速球を投げて周囲の度肝を抜きます。
そして、その助っ人選手は、太平洋戦争で戦死したとされる沢村栄治投手に瓜二つで、投げ方も同じという展開のストーリーです。
とても良い物語と思いましたが、もうひとつの短編小説「十二月の都大路上下ル」のほうが感動しました。

 

 

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