信仰心が篤い訳ではないが口癖で「罰が当たる」と言ってしまう。
おじいさんの口癖?
baby達に注意しても制御が効かず、本人が痛い目に遭った時に
「ほら、みてごらん、言う事聴かないから罰が当たったでしょ」
と諭している(笑)
昨日の天気予報では、最高気温は全国的に平年より高く、暑さが続く。最高気温35℃以上の猛暑日地点は、昨日29日より増えて、100地点に迫る可能性があるとのこと。
また、小学校のそばの住宅街でクマが人を襲う事件があった。
今まで起きなかった出来事が次々に報道されている。そんな時はいつも、「罰が当っている」と思ってしまう。
もちろんクマに襲われた方の事ではなく私たち全員、人間の今までの暮らし方に対してだ。
気候・生態系を揺るがす程の現代社会の発展を反省しなければ…
と出来事からはかなり遠いところで反省をしている(汗)
そんなマイナス気分の時に21歳の「若者」の活躍が嬉しい気分にさせてくれた。
日本ハムのプロ4年目・達孝太投手が、自身初完投で5勝目。プロ入りから先発だけでの無傷の6連勝は、球団の先輩である大谷翔平(ドジャース)の5連勝を越える日本新記録
若者達の活躍は元気を貰える。
数奇な運命に 翻弄される女性の半生を描く物語を読む
自分の子どもを想う愛情が苦境を過ごす母親を生かした
熟柿柿の熟柿笑う如し
じゅくし、と読む言葉を初めて知る

内容
激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子を出産する。出所後、息子に会いたいあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。
身内の評判の良くなかった亡くなった叔母さんの思い出とその叔母と自分の人生を交差させ、自分の取った行動を後悔しながら生きる主人公かおり
本来ならば自分の子どもと幸せな生活を送るはずが、叶わずいつも目の前の出来事と後悔と入り混じる。他人の親子の行動がささやかな幸せに見えて、会いたい息子と距離がどんどん離れていき悲しさが憐れだ。
送れない息子当ての手紙に書かれた溢れる愛情と謝罪の内容が胸を打つ
会うことの許されない我が子を思い、真面目に生きる彼女の生活を支えてくれる人が現れるが、困っている人が求めている助けには色々あり、本当の親切とは相手の事を思いやる行動を取るという事を描いた
しかし、母親と息子の絆は離れて暮らしていても強かった事が最後に分かる。愛する子どもの為に懸命に生き抜き、老婆の命を奪ってしまった贖罪の気持ちを持ち続ける母親の姿は、生きる勇気や明るい将来を感じさせてくれた