長野県軽井沢町で、1972年2月19日から2月28日までの10日間に渡って起きた、連合赤軍・あさま山荘事件を映画化した一昔前の作品を観る
原作は当時指揮幕僚団として派遣された佐々淳行の『連合赤軍「あさま山荘」事件』(文藝春秋刊)。


1972年2月、連合赤軍のメンバー5人がひとりの女性を人質に雪に閉ざされた山荘に立てこもる事件が発生。警察側は多数の警官を動員して周囲を包囲するものの、人質と大量の武器を抱えた犯人相手に容易に近づくことが出来ずにいた。現場に臨む指揮官の男は、過酷な状況の中で大きな試練と直面する。





当時TVに釘付けになって観ていた
犯人達が立てこもる山荘に、壁を壊す「鉄球」が登場した時の映像は衝撃であった
今思えば、銃を持つ犯人達に対して水と盾で向った警察官は無謀と思える
今ならテロリストとして対処されるだろう
そして警察内部の縄張り意識が事件の解決の妨げになっていた
マスコミ、世論を気にする警察の立場は今も変わらないだろう