歳を重ねると人の話は聴かなくなり、それが仕事で成功している人なら益々その傾向は強くなるかもしれない

そんな人に危機が訪れたらどうなるか

どんな立場であろうとも落ちぶれていく姿は認めたくないだろう

それでも頑張る男の話

 

 

 

 

内容

故トム・ウルフによるニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー小説が原作。まさかの“破産”という事態に直面する、アトランタの不動産王チャーリー・クローカー。自ら築き上げた帝国を、乗っ取りを企てる者の手から守ろうとするが、政治やビジネスの利害によってさまざまな衝突が生じることに…

 

主人公像はどことなく元大統領トランプを思い浮かべてしまう

元大学アメリカンフットボールの有名選手で一代で大金持ちになった傍若無人さが一部のアメリカ人の憧れなのかもしれないと思えた

そして良識ある黒人弁護士と一攫千金を狙う白人バンカーや権力志向の強い黒人政治家などわかりやすい構成であった

年を重ね過ぎたダイアン・レインやルーシー・リューの変貌にも驚かされた

 

 

 

 

 

他人様の話に耳を傾ける努力はできるようになった

これも進化だ(ホンマかいな)