昔話に説教、趣味の講釈、病気自慢。そうかと思えば、無気力、そしてクレーマー。老害をまき散らす老人たちと、それにうんざりして「頼むからどこかへ行ってくれ」とさえ思う若年層。でも、口には出せない。
一方の老害側も感じている。老人を婉曲に別枠に入れる世間の風を。そして、人生百年と言われても、一体どう生きたらいいのか…と。
双方の本音がぶつかった先に吹く風が描かれる


双六やカルタ、ボードゲーム製作販売会社・雀躍堂の前社長・戸山福太郎(伊東四朗)は、娘(夏川結衣)の夫(勝村政信)に社長を譲ってからも出勤し、誰彼かまわず捕まえては同じ手柄話をくり返す。父親の老害にある出来事から耐えきれなくなった娘が、とうとう現実社会ではまず言えない本音を叩きつける。父親は反省し、その寂しそうな姿に娘は言い過ぎたと落ち込むが、福太郎は逆襲を企んでいた。

伊東四朗は86歳!まだ現役とは凄い
セリフを覚えて演技できるなんて
それにしても「老害」とは何と厳しい言葉なんだろう
確かに高齢者と付き合うのは昔から苦手
だが!しかし!!
遂に私も高齢者側になっている
経験を語る事がなんと多いことか
と、思うと段々無口なってしまい
ドラマを観ているとつい我が身を振り返ってしまう