悩める人の気持ちに寄り添う
つらい経験をしていると他人の辛さを理解しやすいかもしれない
そんな事を考えさせる物語を読む

内容
事故で婚約者を喪った額装師・奥野夏樹。彼女の元には一見額装不可能で、いわくありげな依頼ばかりやってくる。ヤドリギの枝、小鳥の声、毛糸玉にカレーポット――。依頼人の心に寄り添い、時にその秘密を暴いてしまう夏樹。表具額縁店の次男坊・久遠純は、夏樹の作品の持つ独特な雰囲気に惹かれ、彼女自身にも興味を持つが。

依頼人の心の奥に秘められた内面を見つける
その人を見つめて本音を知るためにじっくりと考える
人の背景も憶測して話を聴く事はとても体力が要りそうだ
しかしそれが傾聴するということか