今まで何度もとりあげられてきた『下山』事件
教科書にも載っていたような…
スペシャル番組として録画を観た



令和6年は昭和99年にあたるのだが、その3月末、「NHKスペシャル 未解決事件File.10 下山事件」が放送された。事件後75年経っている

下山総裁が人員整理で悩み自殺する可能性もあったこと、死体は血を抜かれていたこと、事故現場付近で総裁を見かけたという複数の証言があった……
反共産主義の動きが激化するアメリカと、共産主義で世界を覆おうとするソ連と、日本軍勢力を静かに維持させようとする旧右翼グループがそれぞれの思惑でうごいた
日本国を何があっても共産主義化させないため、CIC(アメリカ防諜隊部隊)からキャノン機関、それに使われる元日本軍特務機関の日本人らによって計画され遂行された壮大な陰謀だった、という見立てはとても説得力があった。
なにげなく見始めたら、最後まで目が離せなかった。

ロッキード事件にも登場した検事の布施健や児玉誉士夫も登場していた
特に今も現存する関係者の証言や記録はこの番組の主張を裏付け、信用したくなる内容であった
事件解決を諦めず取り組んだ検事や新聞記者の仕事に対する姿勢が凄まじい