花粉が大量飛散するという哀しいお知らせ
外には余り出たくないかも
読書をした

内容
夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。生徒の名にちなんで「コーシロー」と名付けられ、その後、ともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら……
あざとさと生々しさが入り交じる描き方だった
まだ何にも成し遂げていない高校時代
物語に登場する高校は恐らく筆者の卒業した進学校だろう
物語のように実際に迷い犬を飼っていたらしい
その「コーシロー」と生徒達の交流が素敵だ
高校生がその時代、時代に夢を抱き卒業していく姿を「コーシロー」の目を通し見つめる
惹かれ合っていたのにすれ違っていた二人が、時が経ち認め合う場面は感動的だ
自分の暗黒の高校時代を振り返える
人生やり直しはできないが、忘れた物を取りに戻りたい事ができればと思ってしまう
