歴史の波に翻弄された人々の人生はどれだけあるのだろう
戦争や政治…自分の力が及ばない変革で夢を諦めたり諦めざるをえなかったりする人生は切ない
そんなエストニアのある男の物語を読む

内容
1977年、エストニアに生まれたラウリ・クースク。コンピュータ・プログラミングの稀有な才能があった彼は、ソ連のサイバネティクス研究所で活躍することを目指す。だがソ連は崩壊し……。歴史に翻弄された一人の人物を描き出す
友達のできなかったラウリ・クースクは趣味・学びを通してかけがえのない友人を作る
そして別れ、再会
親友の再会は「失った人生」を取り戻したようにも思える
もし〜していたら、と思う人生
それを自分だけでなく、身近な人が共感できたら楽しい過去になるかもしれない
友達の居ない私には羨ましい再会に感じた
… But nothin' counts after midnight …♪