愛する相手に優しくするとは…
考えさせるストーリー

内容
妻の病名は、致死性脳劣化症候群。複雑な思考をすればするほど脳が劣化し、やがて死に至る不治の病。生きたければ、作家という仕事を辞めるしかない。医師に宣告された夫は妻に言った。「どんなひどいことになっても俺がいる。だから家に帰ろう」。妻は小説を書かない人生を選べるのか。極限に追い詰められた夫婦を描く

読み終えて、えっ?、となる
どこまでが実際に起きた事として描かれたのか
いずれにせよ、愛情溢れた二人の物語

文中には
… 人間に無条件に優しくなれるのは、相手がホントに死人の箱に片足突っ込んでからなの、何でも我慢できるようになるのは、相手がホントにこれから死ぬってことが目の前にぶら下がってからなの
人間は生きてたら絶対に些細なことで喧嘩すんの…

大切な人を失った人には分かる言葉だ


生きている間に大切にしてください