びっくりするような家柄の相手と付き合うということは…
自立しようと葛藤する女性の映画を観る

内容
東京生まれのお嬢様で、何不自由なく育ってきた榛原華子。しかし、20代後半になり、恋人に振られたことで焦り始め婚活に奔走した彼女は、弁護士の青木幸一郎と出会い運命の相手だと確信する。一方、地方出身で、名門大学入学を機に上京した時岡美紀。
松濤に住むお嬢様と更に上流?の家庭の子息との恋愛
もらった指輪を嬉しそうに眺める
夢見る乙女のシンデレラストーリー
のはずがすれ違って行く
片や地方から名門大学へ進学して学費を賄う為に水商売でアルバイトするも挫折する
学内には幼稚園から大学までエスカレーター式に内部進学するエリート達が存在する
その2人の女性が男を介して出会う
男は庶民的な女性に惹かれるが結婚は家柄で選ぶ
そして女性が自由に生きるとはどういうことだろうかと考えさせる
お連れ様の中に芦屋とシンガポールに自宅を持つセレブが居る
一族日々の暮らしを聞くと別世界だが
彼女は庶民的感覚で会う場所も庶民的なので何とかなっている
我が祖父の親戚には政治家が居て、お決まりの有名大学出身者が多い
従って庶民派の我が家は子どもの頃から親戚付き合いは疎遠(笑)
暮らしてきた環境が違うと価値観も違いがちで、結婚するのは大変だと思う
が、映画でのセリフが興味深い
どこで生まれようとも哀しくなる日もサイコーと思える日はある
それを語れる相手が居るのは幸せ
本人同士のみならずお互いの家同士の価値観の違いを乗り越えるのは至難の業、自由に好きな者同士が結ばれるのが難しい