真面目に部活に打ち込む高校生の姿は人を感動させる
「“伝える”とは何か」を問う作品
高校部活シリーズを読む
内容
中学時代に陸上で夢を追い求めていた町田圭祐は、交通事故に遭い高校では放送部に入ることに。三年生引退後、圭祐は同期の正也や久米さんたちとテレビドキュメント部門の題材として陸上部の活動を撮影していく。するとドローン動画の中に、煙草を持って部室から出てくる親友・良太の姿が映りこんでしまう。
物語途中から話の方向がどちらに向くのか解らなくなり主題を見失いそうになる
しかし、純粋な高校生の姿を描く
報道は記者やアナウンサー、報道側の作文発表の場ではない、
と戒める言葉が出てくるが全く同感だ
最近のスポーツ選手のプライベートな側面に深く掘り下げすぎる傾向に批判的な立場をとっている
その競技と離れた部分を強調し、こと更に結果に結びつけたくなる気持ちは観ている側も気をつけないとと反省した
自身にも爽やかな高校生の時代もあったかなと振り返り、濁ってしまった今は暑さの中涼しい景色で飲むのが幸せ


