古い出来事ではあるが今なお解決しないことに繋がる
14世紀の史実を基にして作られた映画を観る

内容
14世紀、フランス。とある騎士の妻が、従騎士に無理やり犯されたと被害を訴え出る。しかし、その事件の目撃者はおらず、無実を訴える従騎士と夫の騎士の主張は動かなかった。そこで、両者は真実をかけた決闘裁判に臨むことになる。


屈辱や好奇の視線にさらされ、誹謗中傷を受けようとも、声をあげて闘うことをやめなかった妻は勇気ある現代の#MeToo運動の流れに繋がるといえる
しかし、信念を貫いた告発が、結果として群衆への娯楽として消費されてしまう理不尽な構造が、クライマックスの決闘シーンであった

他人事は興味感心を引きやすく根本的な解決にはならないのが残念
他人の事に興味を持てない私はお連れ様から注意を受ける