新しい玄関の花は淡い色
毎月お連れ様が飾ってくれる

雨が一日降る日
穏やかな展開の物語を読む

内容
社会人三年めの三上傑には、大学生の妹、若緒がいた。仲は特に良くも悪くもなく、普通。しかし最近、傑は妹のことばかり気にかけている。
傑の友だちであり若緒の恋人でもある城山大河が、ドライブデート中に事故を起こしたのだ。後遺症で、若緒は左足を引きずるようになってしまった。
以来、家族ぐるみの付き合いだった大河を巡って、三上家はどこかぎくしゃくしている。教員の父は大河に一定の理解を示すが、納得いかない母は突っかかり、喧嘩が絶えない。ハンデを負いながら、若緒は就活に苦戦中。家族に、友に、どう接すればいいのか。思い悩む傑は……。

主人公は家族でも職場でも良好なコミュニケーションという訳ではない
つい本音を語らず必要な言葉を省いてしまい関わりを避ける
自分自身は職場で管理する立場になって傾聴する大切さを知った
人は中々本音を語らない、また語らないのに気持ちを理解してほしい
人間関係の色々なトラブルは当事者の話をしっかり聴く事で解決またはより良い関係を築ける事が多い
そんなことを思い出した

お連れ様の話もしっかり聴かなければ