寒すぎる日々が訪れる
歴史に埋もれたヒーローの物語を読み始めた
「眼の前で苦しんでいる人から
目を背けることは、どうしてもできん」

内容
一九〇四年(明治三十七年)、紀州・新宮に西洋の王様がかぶる王冠のような看板を掲げた洋食屋「太平洋食堂」が開店した。店の主人は「ひげのドクトル(毒取る)さん」と呼ばれ、地元の人たちから慕われていた医師・大石誠之助。
アメリカやシンガポール、インドなどに留学した経験を持つ誠之助は、戦争と差別を嫌い、常に貧しき人の側に立って行動する人だった。
明治にこんなリベラルな発想の人が居たとは驚きだ
当時は日露戦争が起きて世の中は軍拡の雰囲気、現代に似ているかも
権力を持つ者は自分と違う意見、反対する意見を聴く耳を持って欲しい
そして我々市民も違う考えを持つ人の意見を大切にできるようになりたい
それが自分も含めて幸せになる事に繋がるに違いない
やはり異文化交流大切


