内容
舞台俳優で演出家の男は、妻と穏やかに暮らしていた。そんなある日、思いつめた様子の妻がくも膜下出血で倒れ、帰らぬ人となる。2年後、演劇祭に参加するため広島に向かっていた彼は、寡黙な専属ドライバーの女と出会い、これまで目を向けることのなかったことに気づかされていく。
第94回アカデミー賞にて作品賞・脚色賞・監督賞・国際長編映画賞の全4部門にノミネート。作品賞・脚色賞にノミネートに日本映画がノミネートされるのはアカデミー賞史上初の快挙らしいが
苦手過ぎる映画であった
原作にあたる村上春樹の小説を読んだことを今更気づいた
劇中劇では韓国語、手話、など色々な言語が飛び交う
違う言語でどこまで本心を理解できるのだろうかと言うことを考えさせているのだろうか
大切な人が何故偽りの姿を見せていたのかも分からず亡くなってしまう
亡くなった人に疑問を尋ねることができずに本心を理解できないことも同じに違いない
喪失感を埋める為には前を向くしかないのだと劇中劇の役と主人公と重ね合わさる