連日のウクライナとロシアの戦闘の報道をよく目にする
今、戦っている国民はこの映画を観ていたら戦闘意欲は減退してくれないだろうか
悲しいことに歴史は繰り返す


内容

1929年のエーリヒ・マリア・レマルクによる原作、友人たちとドイツ軍に入隊し、第一次世界大戦中の欧州、祖国のために戦う17歳のパウルの高揚感と志が凄惨な現実を前に打ち砕かれる

無惨に横たわる仲間の死体を前にただただ恐怖する。それでもこの果てしなく続くような戦地に足を踏み入れてしまったら、もう簡単には故郷には帰れない

 

1930年 1979年にも映画化されているが子どもの頃みたのはモノクロで戦場に蝶々が飛んでいたシーンが印象的であったことと悲惨な戦闘シーンが記憶に残っている



今回はドイツ語でセリフは語られる

(以前はハリウッド映画で英語)

冒頭、プライベートライアンのように激しい戦闘シーンから始まる

亡くなった兵士から剥ぎ取られ軍服は血を洗い流し補修される

巡り巡って新兵の主人公の軍服へ

戦闘が始まる前から死の側に居るようだ

再びその軍服と共に兵士は激しい戦闘地へ向かう

余りにも多数の死者(一日数万人)出たためにフランスと停戦を申し出るが、停戦寸前の狂気と悲劇で終わる


戦う兵士には勝者も敗者もなく得るものはないと訴えている


日々の平和に感謝