猛暑日に冬瓜の冷たいスープをいただく、もう9月なのに…

そんな日に短編を読む

内容
両親を喪って兄とふたり、道東の小さな町で暮らす少女。演劇の才能を認められ、周囲の期待を集めるが、彼女の心はふるさとへの愛と、夢への思いの間で揺れ動いていた(表題作)。苦難のなかで真の生き方を追い求める人びとの姿を、美しい列車の風景を織りこみながら描いた短編集。

物語に登場する
「ふるさと銀河」線は2006年に廃止となる


登場人物それぞれは列車やそこから見える風景などからその時々、または当時を振り返り人生について考える
楽しいことばかりでなく辛い想い出もあるが、何か一つ自分を支える人や信念があればまた希望を持つことができるのだと読書に伝える

自分を理解してくれる人が一人でも居てくれたら幸せだ