子育ては放任で今更公園デビューをしたかった
覆水盆に返らず
愚嬢、愚息の子ども達でデビューしようか
人は見かけ通りであったり、見かけによらなかったりと人となりはある程度共に過ごさないとわからないもの
こぼうずは見かけはお地蔵さん、しかし…
そんな物事を読んでみる
内容
ろくに高校に行かず、かといって夢中になれるものもなく日々をやり過ごしていた大田のもとに、ある日先輩から一本の電話が入った。聞けば一ヵ月ほど、一歳の娘鈴香の子守をしてくれないかという。断り切れず引き受けたが、泣き止まない、ごはんを食べない、小さな鈴香に振り回される金髪少年
やがて二度と戻らぬ記憶に温かいひと夏の奮闘記。
何事も投げやりであったが、無償の愛に目覚める金髪少年
子どもを大切にする気持ちや求められることで自分を見つめ直す
ウクライナの難民の子どもが大粒の涙を流す姿、虐待で命を落とす幼児を報道で見聞きすると、この物語が夢物語に思えるが、こうあって欲しいと強く願ってしまう内容であった
子どもには輝く未来と希望を感じたい
こぼうずにもほんの僅かな希望を