JR過去最大の減便ダイア、益々出不精になりそ
哀しいニュースばかりが流れるので気分転換に自然の中で大らかに生きる人々の物語を読む
数年前にこの続編を読んでいた(後で気づくのはこぼうずならでは)
 

内容

美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。しかも村には秘密があって...!?林業っておもしれ~!高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。

 

林野庁推薦図書爆  笑ハジメテキイタ

「なあなあ」とは「ゆっくり行う」というニュアンスだそうだ

大阪弁なら「ぼちぼちいこか」ということか

 

物語の舞台は万事がおおらかに進んでいく

街中に住む人間にとっては効率が優先され、予定していた時刻の電車に乗り過ごしだけでとか、車の渋滞に巻き込まれるとイライラしてしまう

そんな人をびっくりさせるような日々の流れで描かれる

主人公「勇気」は都会の若者の代弁者になりこの村で人として成長する姿が頼もしい

街の会社員なら引退しているような高齢男性が活躍しているのも同年齢の者には嬉しい

女性の描かれ方は今では批判の対象になる姿ではあるものの逞しさは本物だ

 

突発性難聴になりかけ、仕事のストレスで田舎暮らしも考えたことがあるが、虫は怖いし、土いじりも苦手だし、夜が早いし…

 

 

逞しいお連れ様もいよいよ旅立ち