人の雰囲気はその人の立ち居振る舞いや顔つきで作り出されるものだと思う
俳優はそれぞれの才能でそれを表現する
そんなこと感じながらドラマを観た
内容
1940年代の兵庫・神戸を舞台に、戦争に翻弄されながらも自身の信念と愛を貫き通そうとする女性の姿を描く。満州に赴いていた夫・優作との再会を待ちわびていた福原聡子は、彼が持ち帰った重大な秘密を目にしてしまい、やがて驚きの行動に出るというあらすじだ。神戸の貿易商・福原優作の妻・聡子役に蒼井優、福原優作役に高橋一生がキャスティング。
それぞれのシーンは昭和の戦争当時の雰囲気を感じさせなかなか本格的であった
ストーリーにはかなり無理を感じたが、蒼井優の演技、セリフは時代がかっていて原節子を彷彿させた
当時を生きてきた人達と接したことのある者からすると若い俳優陣に若干の頼りなさを感じた、当時の憲兵隊長を演じるにはかなりの気迫がいるだろう
生死をさまよい、命を賭けたことのある鋭い眼光はイケメン俳優にはなかなか出せない雰囲気だと思う
朝鮮戦争時に基地で働いていた父は、まさに戦地から帰ってきた殺気立ったパイロットには後ろから声をかけてはいけないと言われていたそうだ
人を殺してきた目は異常に感じたという話が強く印象に残っている
今ならよく言われる「刑事の目つき」だろう
ラグビーをまさに命懸けでプレーしていた頃は機動隊員に間違われていたが、今やお地蔵さんと間違われていたが手を合わせられている
目つき顔つきはその人の生活が表れる
バランスの良い赤を頂いたが、白を頼むときは「私のような爽やかな白」とお約束のように頼むとお店のスタッフは笑いを堪えて同じセリフを繰り返す
♪ Softly as in a mornig sunraise