素晴らしい夫婦の愛の物語を観た
人は自分の最期の時何を思うのだろう
 

 

内容

実話を映画化

若くして全身マヒとなり余命宣告を受けた夫とその妻、彼らを支える人々の絆を描いたドラマ。

1950年代、周囲の人々からの祝福を受けながら結婚したロビン(アンドリュー・ガーフィールド)とダイアナ(クレア・フォイ)だったが、ロビンがアフリカでポリオに感染して首から下がマヒし、人工呼吸器なしでは生きられない体になってしまう。イギリスに帰国し息子が生まれたロビンは、病院から出ることを希望する。医師からは反対されるが、ダイアナは自宅での看病を決意する。

 

時代がかった雰囲気の美しいダイアナ(クレア・フォイ)に、ロビン(アンドリュー・ガーフィールド)は一目ぼれする

登場の仕方は神々しい

 

 

 

「神は男に働かせ女に時間を与えるのよ、」というセリフから当時の男女感が感じ取れる

そう言えばハクソーリッジでもアンドリュー・ガーフィールドは一目惚れしていたでような…

そんな時代に彼女を大切に思うのに自分では何もできなくなった彼は彼女と別れることを考えるがダイアナの深い夫への愛が奇跡を生み出す

ベッドで一生を過さざるを得なかったはずのロビンが、周りの人々の支えと、画期的な車椅子の考案のおかげもあり、その行動範囲を広げていく

人工呼吸器をつけた重度の患者生存記録を生み出し、多くの同様な患者達の希望を叶えた

 

支えてくれる人がいれば何かを成し遂げることが可能になり

人の想い、特に愛情は不可能に思える事を可能にいたのだと思う

 

ロビンとダイアナの最期のお別れには、出会った頃の二人の想い出のシーンが幸せであった二人の気持ちを表していた、それは切なく悲しみを湧き起こさせる

 

主人公の息子として映画の製作に関わったジョナサン・カヴェンディッシュが登場する
 

 

こんな素敵な想い出はお互いに日々命をかけて暮らしてきたこそ作れたに違いない

私は独りを楽しむ生き方が好きだが二人で築く生き方は大変な分深い生き方だろう

どんな逆境にいようとも、幸せになる道はきっとある