
日頃お気楽に生きているが
以前に仲の良かったお連れ様から
不器用な生き方だと指摘される

浅田次郎による短編集「五郎治殿御始末」所収の一編を映画化した時代劇。主君のあだ討ちを命じられた武士の不器用な生きざまを通し、幕末から明治へと時代が激変する中、武士として、人としての誇りと覚悟を持って生きる侍たちの姿を描く。
安政7年、彦根藩士・志村金吾(中井貴一)は主君である大老・井伊直弼に仕えていたが、登城途中の桜田門外で井伊は暗殺されてしまう。その後、あだ討ちの密命を受けた金吾は敵を捜し続けて13年が経過する。明治6年、時代が移り変わり時の政府があだ討ちを禁止する状況で、最後の敵である佐橋十兵衛(阿部寛)を捜し出すです……。
時代の流れに要領よく立ち回れない男達
誰も気にしていない事を己の信念に拘り自分を追い詰める
格好つけて(死ぬ)諦めるより格好悪くても
(生きる)頑張る姿を認めるようになる
そんな物語
桜田門外の事件が起き、時が経ち最後の二人は対決する
二人の俳優の演技が強調されていた
課題解決をするために物事に拘ると遠回りになったり、自己満足であったりする
挙句に家族や身近な人に迷惑がかかる
それが人様に役立つことならまだ救いもあるのだが
「譲れないやり方」がある人間は煙たがられる
歳を重ねて見てようやくそれがわかるようになった(今更!?)
のんびり楽しくやりましょ(笑)