大学時代ラグビーで対戦した関西のある大学、法学部がありOBは警察官、弁護士が結構いる
監督も堅気の人には見えない風(パンチパーマに巻き舌使用)
その大学の選手の雰囲気は「捕まえる側」と「捕まる側」が両方いる感じ
ゴメンナサイ

テレビニュースを見ていても暴力団などを取り締まる刑事が組関係者とすっかり同化しているような気がするのは私だけだろうか
やわな感じでは務まらない


他人様の事を語っている主も黒いスーツを着ていると心なしか混雑している道が開くかも

元警察官僚によると
警察は縦社会、命令で動く組織
そこでは以前、パワハラ、隠蔽的体質は当たり前だと語る
新聞報道で記憶にある事件
劇中で体重を10キロ増減させた綾野の迫真の演技が光る
柔道で鍛えた力を買われて、北海道警察の刑事になった諸星要一(綾野剛)。裏社会に入り込んでS(スパイ)をつくれという、敏腕刑事・村井の助言に従い、Sを率いて「正義の味方、悪を絶つ」の信念のもと規格外の捜査に乗り出す。こうして危険な捜査を続けていった諸星だったが……
懲役9年の実刑判決を受けたご本人が主に90年代を舞台にした「稲葉事件」を書いた原作に基づく映画
本人は著書の中でガサ状なしの家宅捜索、クビ(持ち主)なし拳銃の押収など道警の違法捜査の数々を暴露
また、実際の稲葉事件の余波により、犯罪に加担した多くの警察関係者が処罰を受けた
この事件に関わった現職の方々はどのような思いでこの映画を見たのであろうか
ノルマを課せられた警察組織の恐ろしい闇の部分を描いた迫力のある映画であった