先日のミラクルな1日を猛省
覆水不返

「誰でもそうやけど、反省する人は、きっと成功するな。本当に正しく反省する。そうすると次に何をすべきか、何をしたらいかんかということがきちんとわかるからな。それで成長していくわけや、人間として」
~松下幸之助~
えーあせるあせる
夏至を過ぎ一冊の本を読む

身なりに構わず、不器用で、人付き合いが苦手なんだけど、一生懸命に真っ直ぐ生きる女性の物語
 

 
マルキ・ド・サドをもじって名づけられた、書籍編集者の鳴木戸定。25歳。唯一の趣味は、暗闇でのひとり遊び―
 
ヒロイン定は人と会話するときは淡々と接し、誰に対しても徹底して丁寧過ぎる敬語で通している
感情を表さないし、
また人は読み取れない
それが不気味でもあるが読者にとっては面白い
真面目な顔をして「ゲシュタルト的崩壊ですね」と返答する
 
人を判断するのは見た目が多い、絶対見た目にとらわれないようにしようと頑張ってもビジュアルに影響されている
読者には、人を理解するには目で見ようとするのではなく、心で感じようとすることを
視力を失った人物たちを登場させることによって、そのことをより強く認識させる
 
定は出合う人々に刺激を受けて変わっていく
愛すること、誰かとつながっていることの素晴らしさに気づいた時、次の1歩をどう踏み出すのか?

 少し重たい気分で読了
 
気分を変えて軽く一杯
(え!?と言われそう)