ずっと言われ続けてきた事がある
ダンスの上手かった伯母に
「○○○くん、女性の適齢期は22~3よ」
子どもの頃から言われ続けてきた

何故伯母がそれにこだわったかは謎のまま天寿を全うした
銀行は行くところでなく呼びつけるところと思い込む豪快な女性、三味線も小唄も嗜む
90過ぎても出掛ける前にはどのサングラスが似合うか尋ねるお洒落な女性であった
認知症がかなり進行した頃、娘を連れて見舞いに行くと
「紹介してよ、彼女」
「え?娘だよ…」
久しぶりに会った娘を私の彼女と思い込む
「彼女、いくつ?」
娘「 22です」
「いい子見つけたじゃないの」
と認知症になっても彼女の事を喜ぶ伯母であった
この歳になり適齢期の女子の美しさがわかったような気がする、ムフッ
その年頃の女子の物語

終戦が近い東京で、母(工藤夕貴)、叔母と共に暮らす19歳の里子(二階堂ふみ)は、何度も降り掛かる空襲に恐怖し、結婚適齢期なのに戦況が悪化し結婚など望めそうもない状況に不安を抱いていた。そんな中、丙種により徴兵を免除され、妻子を疎開させ一人で生活している隣人・市毛(長谷川博己)の身の回りの世話をすることに楽しみを見いだした里子に、いつしか自らのうちに潜む女性としての本能が芽生え……。
谷崎潤一郎賞を受賞した高井有一原作
アイドルとして認識していた工藤夕貴がすっかりオバサン役に
二階堂ふみは昔の女性を堂々と演じる
セリフも時代がかった物言いで
まるで原節子が話しているようであった
凄い俳優だと思う

ダンスの上手かった伯母に
「○○○くん、女性の適齢期は22~3よ」
子どもの頃から言われ続けてきた


何故伯母がそれにこだわったかは謎のまま天寿を全うした
銀行は行くところでなく呼びつけるところと思い込む豪快な女性、三味線も小唄も嗜む
90過ぎても出掛ける前にはどのサングラスが似合うか尋ねるお洒落な女性であった
認知症がかなり進行した頃、娘を連れて見舞いに行くと


久しぶりに会った娘を私の彼女と思い込む

娘「 22です」

と認知症になっても彼女の事を喜ぶ伯母であった
この歳になり適齢期の女子の美しさがわかったような気がする、ムフッ

その年頃の女子の物語

終戦が近い東京で、母(工藤夕貴)、叔母と共に暮らす19歳の里子(二階堂ふみ)は、何度も降り掛かる空襲に恐怖し、結婚適齢期なのに戦況が悪化し結婚など望めそうもない状況に不安を抱いていた。そんな中、丙種により徴兵を免除され、妻子を疎開させ一人で生活している隣人・市毛(長谷川博己)の身の回りの世話をすることに楽しみを見いだした里子に、いつしか自らのうちに潜む女性としての本能が芽生え……。
谷崎潤一郎賞を受賞した高井有一原作
アイドルとして認識していた工藤夕貴がすっかりオバサン役に
二階堂ふみは昔の女性を堂々と演じる
セリフも時代がかった物言いで
まるで原節子が話しているようであった
凄い俳優だと思う
