わんにゃんをいつか飼いたいと思いつつもなかなか一歩が踏み出せない
他人様が連れて歩くのを羨ましくいつもすれ違い、たまにワンちゃんと目が合うとテンションが上がる
こぼうず
オフィスではすれ違う名も知らぬ女性と平気に声交わすのに、何故かワンちゃんに人見知り、あ、犬見知り(笑)
ついわんにゃんの物語に気が惹かれる
仕事も、家も、家族までも失った男が旅にでた。最後のパートナーに選んだのは愛犬・ハッピーだった。自由気ままだったはずの「長いさんぽ」、その末にたどりついた場所とは――
朽ち果てた車の中で寄り添うように、男性と一頭の犬の遺体が発見された。鑑定の結果は男性が死後1年。だが犬は死後わずか3ヶ月。この時間差が意味するものとは? それは哀しくも愉快な一人と一頭の、残されたわずかな“生”を生き抜く旅の終着点―
感動はコミックにとどまらなかった。深い物語性に胸打たれた原田マハが、小説として心を込めて書き下ろす。
ペットに対して我が儘、気ままな人間や
飼いたいが今一歩勇気のでない私や
そんな人に囲まれる飼い犬たちの思いやりのある行動をみいってしまう
涙腺が崩壊しそうになる飼主と犬との優しい交流だった
『星守る犬』は、「犬がもの欲しそうに星を見続けている姿から、手に入らないものを求める人のことを指す」という意味の言葉であると作中で語られている
「望みつづけるその先に、きっと希望があると思う。」
そうあって欲しい