相変わらずスマホ紛失の嘆き中

覚えている数軒の店へはface bookのメッセージを通じて捜索

今日は地元の警察署へ届けの手続きに(ノ_-。)

とても丁寧なイケメンの受付警官

住所も地図を見ながら探してくれていたが、自信なくぼそぼそと言った住所も聞き取ってくれた

落とした場所が北新地から自宅と書いてもらうが時刻が時刻だけに

きっと彼は「このオヤジ不埒な奴だなあ」と思ったことであろう(-。-;)

待っている間は「どうぞおかけください」とまで

「該当の者はまだ届けがありませんが、あればご自宅へ連絡いたします!」

なかなか頼もしい警官

 

不埒な人生を送る私にはしっかり読まなければならない物語

1820年代のアメリカ南部、奴隷制度が厳然と社会に根を下ろしていた頃

美しい少女奴隷ハリエットは優しい女主人が死ぬとフリント医師に売られ、隷従の日々を送ることになる

15歳になったハリエットはフリント医師の性的欲望の対象として囲われそうになるが、ハリエットはある奇策をとることで切り抜ける

それでも迫る医師の魔の手に対して、思い余ったハリエットはかねて考えていた計画を実行に移す

酷使されるだけでなく、レイプされても踏みつけられても白人所有者に忍従し、自分の子供が売られていく悲しみに耐えるしかない

当時の女奴隷にはそのような悲惨な運命が待っていた

本書は、繰り返される迫害にめげず人間の尊厳と自由を求めて戦った、知性と勇気にあふれた黒人女性の物語

そして、その波乱万丈のストーリー展開は私たちの想像を超える正に奇跡の物語でもある

「鞭で打たれる痛みには耐えられる。でも人間を鞭で叩くという
考えには耐えられない」と主人公の弟と子どもの頃語り合うが

奴隷として生まれ、奴隷として遇され、でも心だけは隷属すること
なく理不尽な境遇と闘い、自由を得ようとする彼女の強さに驚か
される

奴隷制度の中で人が人として生きる感覚を身に付けている