先日ブログに書いた、溜まりにたまった図書
サラバ上・下、鹿の王上・下、終わらざる夏中・下に加えて、阿片戦争も加わり7冊、
サラバ上を一気読み



1977年5月、圷歩は、イランで生まれた
父の海外赴任先だ
チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。
イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう
後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずに――

ククッと笑ってしまう書きぶり(*^^*)
家族の生きざまを淡々と見つめ自分の存在を消す歩
痛々しい生い立ちと家族愛?
猟奇的姉にお気楽?母、その育ちの中で家族を見捨てることなく気を掛ける心の豊かさが素晴らしい
愛情豊かな、親戚、近所の愛すべきおばあさん
人は如何に身近な人々に救われることだろう

私には愛してくれた人はどれだけいるのか、いたのか
未だに見つけることができていないのかを考えさせる一冊