
踊りの才能、血筋のみを重んじる母寿々のもとに生まれた姉秋子と妹千春
梶川流家元の血を引き天賦の才能に恵まれる千春
その一方で秀でた才能もなく家元の血も引かない秋子は母親からも疎まれ肩身の狭い思いをしていた
そんな3人の女性に戦争という時代の波が押し寄せる
家元も出征し空襲で焼け野原となる中、何とか生き延びる3人
戦争が終わり、家元も戻ってくるも踊りどころではなくなっている状況の為、
生きていく為に秋子は進駐軍の前でストリップになる
その代わり、家元の妻となることが条件で…
私にとって全く知らない舞踊の世界
家元のカリスマ性が新興宗教のような雰囲気
流派守るためにはあらゆる事が許される
秋子と母親との確執が踊りへの執念で変貌してしまう
長唄、舞踊の勉強をしながら(^_^;)あっという間に読んでしまった
こちらの唄も素敵だな
